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Aurisonics、3Dプリンタ製シェルやハイブリッドドライバ搭載「BRAVO」イヤフォン
(2015/5/15 10:00)
完実電気は、米Aurisonics(オーリソニックス)のイヤフォン「BRAVO」シリーズの新製品として、実売18,500円前後の「EVA-BLUE」、55,500円前後の「HARMONY-GOLD」など4モデルを7~8月に発売開始する。
価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は「EVA-BLUE」が18,500円前後、「KICKER-GUNMETAL」が27,500円前後、「FORTE-RED」が43,500円前後、「HARMONY-GOLD」が55,500円前後。
さらに、全モデルがケーブルの着脱が可能。MMCX端子を採用しており、BRAVOシリーズ用の交換用ケーブル「IEH-WIRE-BRAVO」も10,000円前後で発売する。ソフトシェルケースの「AS-SSC」も1,800円前後で発売予定。
Aurisonicsは、マスタリングエンジニアのDale Lott氏が2011年に設立したメーカー。ユニバーサルタイプだけでなく、カスタム製品の生産も手がけている。なお、5月16日、17日に東京・中野で開催される「春のヘッドホン祭 2015」にも出展する。
EVA-BLUE
カスタムイヤモニターのノウハウを活かし、フィット感の高いスリムなボディシェルを採用したモデル。「BRAVOシリーズのスタンダードモデル」と位置付けられている。カラーはブルー。
BRAVOシリーズ用に新開発された、オリジナルの9.25mm径ダイナミック型ドライバを搭載する。再生周波数帯域は18Hz~21kHz。インピーダンスは16Ω。感度(1kHz)は115dB。ノイズ減衰量は最大22dB。ケーブルの長さは約1.3m。重量は約16g。
KICKER-GUNMETAL
カスタムイヤモニターと同じ、3Dプリンタを活用したボディシェルを採用。ハンドメイドで作っており、「ユニバーサルモデルながらもカスタムイヤモニターと変わらない高いフィット感を実現した」という。カラーはガンメタル。
ユニットは9.25mm径のダイナミック型。「迫力の低域をもたらす」というGROOVE-TUNED PORTも備え、「フォーカス感の高さと絶大な量感の低域を両立した」とする。再生周波数帯域は11Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。感度(1kHz)は118dB。ノイズ減衰量は最大22dB。ケーブルの長さは約1.3m。重量は約20g。
FORTE-RED
3Dプリンタで作られた新デザインのDHT(デジタル・ハイブリッド・テクノロジー)ボディシェルを採用。スリムで高いフィット感があるという。カラーはレッド。
ユニットは9.25mm径のダイナミック型と、バランスド・アーマチュア(BA)1基のハイブリッドタイプ。低域の再生能力を高めるGROOVE-TUNED PORTも備えている。
再生周波数帯域は8Hz~24kHz。インピーダンスは18Ω。感度(1kHz)は121dB。ノイズ減衰量は最大22dB。ケーブルの長さは約1.3m。重量は約21g。