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Aurisonics、3Dプリンタ製シェルやハイブリッドドライバ搭載「BRAVO」イヤフォン

 完実電気は、米Aurisonics(オーリソニックス)のイヤフォン「BRAVO」シリーズの新製品として、実売18,500円前後の「EVA-BLUE」、55,500円前後の「HARMONY-GOLD」など4モデルを7~8月に発売開始する。

EVA-BLUE

 価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は「EVA-BLUE」が18,500円前後、「KICKER-GUNMETAL」が27,500円前後、「FORTE-RED」が43,500円前後、「HARMONY-GOLD」が55,500円前後。

 さらに、全モデルがケーブルの着脱が可能。MMCX端子を採用しており、BRAVOシリーズ用の交換用ケーブル「IEH-WIRE-BRAVO」も10,000円前後で発売する。ソフトシェルケースの「AS-SSC」も1,800円前後で発売予定。

 Aurisonicsは、マスタリングエンジニアのDale Lott氏が2011年に設立したメーカー。ユニバーサルタイプだけでなく、カスタム製品の生産も手がけている。なお、5月16日、17日に東京・中野で開催される「春のヘッドホン祭 2015」にも出展する。

EVA-BLUE

 カスタムイヤモニターのノウハウを活かし、フィット感の高いスリムなボディシェルを採用したモデル。「BRAVOシリーズのスタンダードモデル」と位置付けられている。カラーはブルー。

 BRAVOシリーズ用に新開発された、オリジナルの9.25mm径ダイナミック型ドライバを搭載する。再生周波数帯域は18Hz~21kHz。インピーダンスは16Ω。感度(1kHz)は115dB。ノイズ減衰量は最大22dB。ケーブルの長さは約1.3m。重量は約16g。

KICKER-GUNMETAL

 カスタムイヤモニターと同じ、3Dプリンタを活用したボディシェルを採用。ハンドメイドで作っており、「ユニバーサルモデルながらもカスタムイヤモニターと変わらない高いフィット感を実現した」という。カラーはガンメタル。

KICKER-GUNMETAL

 ユニットは9.25mm径のダイナミック型。「迫力の低域をもたらす」というGROOVE-TUNED PORTも備え、「フォーカス感の高さと絶大な量感の低域を両立した」とする。再生周波数帯域は11Hz~22kHz。インピーダンスは16Ω。感度(1kHz)は118dB。ノイズ減衰量は最大22dB。ケーブルの長さは約1.3m。重量は約20g。

FORTE-RED

 3Dプリンタで作られた新デザインのDHT(デジタル・ハイブリッド・テクノロジー)ボディシェルを採用。スリムで高いフィット感があるという。カラーはレッド。

FORTE-RED

 ユニットは9.25mm径のダイナミック型と、バランスド・アーマチュア(BA)1基のハイブリッドタイプ。低域の再生能力を高めるGROOVE-TUNED PORTも備えている。

 再生周波数帯域は8Hz~24kHz。インピーダンスは18Ω。感度(1kHz)は121dB。ノイズ減衰量は最大22dB。ケーブルの長さは約1.3m。重量は約21g。

HARMONY-GOLD

 ボディシェルは3Dプリンタで作成。ユニットは、9.25mm径のダイナミック型と、BA×2基を内蔵。GROOVE-TUNED PORTも搭載。「すべての音が洪水のようにあふれ出てくる、上質でいて迫力に満ちたハイクォリティサウンドをとことん堪能できる」という。カラーはゴールド。

HARMONY-GOLD

 再生周波数帯域は8Hz~24kHz。インピーダンスは18Ω。感度(1kHz)は123dB。ノイズ減衰量は最大22dB。ケーブルの長さは約1.3m。重量は約21g。

(山崎健太郎)