ニュース

ZERO AUDIO、デュアルドライバ搭載イヤフォン「DUOZA」を“ハイレゾ対応”表記に

 協和ハーモネットは15日、ZERO AUDIOブランドのデュアルドライバ搭載イヤフォン「DUOZA(デュオザ)」(ZH-DWX10)の公称仕様を改め、“ハイレゾ対応”とすると発表した。

DUOZA ZH-DWX10

 '14年12月22日に発売したDUOZA ZH-DWX10は、ダイナミック型のデュアルドライバ方式を採用したカナル型(耳栓型)イヤフォン。2種類のドライバをタンデムマウントすることで、パワフルな重低音から高域まで臨場感豊かに再生するという点が特徴。価格はオープンプライスで、実売価格は12,000円前後。

 同社は2015年度より日本オーディオ協会に入会したことを機に、同協会が定義する「ハイレゾ」の要求項目を検証し、高域特性を精緻に測定できる仕様にカスタマイズした音響測定設備を導入。同社製品を改めて測定して音質評価を行ない、「DUOZAがハイレゾの要求性能を満足すると判断した」との理由で、再生周波数特性を「7Hz~40kHz」に改定(従来は7Hz~24kHz)し、“ハイレゾ対応”と表記することにしたという。それ以外のスペック表記に変更は無い。

 DUOZA ZH-DWX10のハウジングはアルミ削り出しで、ケーブルを筐体のサイドに配置したSSR(Side Strain Relief)デザインにより、最適なウェイトバランスで安定した装着感を実現したという。ハウジング前方部の色は左右で異なり、右がルビーレッド、左が艶消しブラック。ケーブルの導体には伝送ロスを抑えたOFC(無酸素銅)を採用している。

(中林暁)