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5ドライバ/バイアンプの辞書サイズスピーカー「Sound Blaster Roar 2」

 クリエイティブメディアは、5ドライバを内蔵した迫力ある再生音が特徴のBluetoothスピーカー「Sound Blaster Roar 2」(SB-ROAR2)を6月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は19,800円。カラーはブラックとホワイトの2色。

Sound Blaster Roar 2

 2014年8月発売の「Sound Blaster Roar」の基本性能や機能を継承しながら、設計を見直すことで音質強化や小型化を図った。外形寸法は188×109×51mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1kgで、前モデルRoarの(202×115×57mm/1.1kg)に対し、20%の小型化、重量は10%を実現した。

 “辞書サイズ”という小型のボディ内に5つのドライバを内蔵し、バイアンプ駆動する。Roar 2では、高域用ドライバと低域用ドライバに加え、左右に新設計のパッシブラジエーターを内蔵し、低音を強化。高域と中低域を別々のアンプで駆動するバイアンプ構成により、クリアでバランスの取れたサウンドを実現するという。

側面にパッシブラジエーターを内蔵
バイアンプ駆動

 平置きだけでなく、縦置きにも対応し、設置スペースにあわせて利用できる。

縦置きにも対応

 上部には[ROAR]ボタンを装備。パーティや人数が多い集会などで音量が必要な場合に、音の大きさや広がりをパワーアップする機能で、ワンボタンでON/OFF切替が行なえる。低域増強機能TeraBassも備えている

 BluetoothはVer.3.0に準拠し、プロファイルはA2DP、HFP、HSPに対応。コーデックはSBCとaptX、AACをサポートしている。NFCを内蔵し、NFC対応のスマートフォンとのワンタッチペアリングに対応。マイクも内蔵しているためハンズフリーのスピーカーフォンとして利用できる。

NFCペアリングに対応
背面

 2台までのBluetooth機器を接続できるマルチポイント接続にも対応。最大8台までのデバイスを登録できる。ステレオミニの音声入力も備えているため、デジタルオーディオプレーヤーなどとの有線接続も行なえる。6,000mAhのバッテリを内蔵し、連続再生時間は約8時間。

 USB端子も装備し、Windows/Macと接続してUSBスピーカーとしても利用できる。Windows/Mac用の「Sound Blaster コントロールパネル」をインストールして、SBX Pro Soundによるオーディオ処理でのサラウンドや音質設定などが楽しめる。対応OSはWindows 7/8/8.1とMac OS X 10.6以降。

USBスピーカーとして動作

 microSDカードスロットも装備し、microSD内のMP3やWMA、WAVファイルの再生に対応。Bluetoothを使わずに単体のプレーヤーとして利用でき、スピーカーフォン利用時の通話録音やボイスレコーダとしても利用できる。

(臼田勤哉)