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5ドライバのBTスピーカー「Sound Blaster Roar Pro」。別売マイクでパーソナルPAも
(2016/1/26 14:13)
クリエイティブメディアは、ブックレットサイズの筐体に5ドライバを内蔵したBluetoothスピーカー「Sound Blaster Roar Pro」(SB-ROARP)を1月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は29,800円。カラーはブラック。オプションのワイヤレスマイク「Creative iRoar Mic」(SP-IROMC)が用意され、Roar Proと組み合わせてプレゼン時やアナウンス用のパーソナルPAとして利用することも可能。価格はオープンプライスで、直販価格は9,800円。
Roar Proは、“ブックレットサイズ”とするポータブルBluetoothスピーカー「Roar」シリーズの設計思想を継承しつつ、オーディオパフォーマンスを向上させたモデル。新たに、ニュートラル/ウォーム/エネルギッシュの3種類のオーディオプリセット機能を備え、スイッチで再生音を調整可能。6,000mAhのバッテリを内蔵し、従来モデル(約8時間)より長い、約10時間の駆動が可能。大音量で迫力ある音を楽しめる「ROAR」機能や、低域増強機能のTeraBassも備えている。外形寸法は202×115×57mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.1kg。
初代「Roar」と共通サイズのボディ前面に高域用ドライバを2基、上面にトップファイアリング方式のサブウーファ1基を搭載し、左右には低域用のパッシブラジエータを配置。モノコックシャーシで不要な振動を低減させるとする。中低音域と高音域を個別のアンプでドライブするバイアンプ設計も採用。
BluetoothはVer.3.0に準拠し、プロファイルはA2DP、HFP、HSPに対応。コーデックはaptX、AACをサポートしている。著作権保護技術のSCMS-Tにも対応。内蔵マイクを使ったハンズフリーのスピーカーフォンとしても利用できる。 またNFCを内蔵し、対応スマートフォンとのワンタッチペアリングに対応。
本体にステレオミニのアナログ音声入力を装備。さらに、3.5mm 4極ミニの「MegaStereo端子」と別売の「MegaStereoケーブル」を使って2台のRoar Proをつなぎ、左チャンネルと右チャンネルに振り分けて音のワイド感や迫力を向上させることもできる。
USB端子を備え、パソコンと接続してUSBスピーカーとしても利用可能。「Sound Blaster コントロールパネル」をインストールして、SBX Pro Soundによるオーディオ処理でのサラウンドや音質設定などが楽しめる。対応OSはWindows 7/8/8.1/10とMac OS X 10.6~10.11。
microSDカードスロットも装備し、microSD内のMP3やWMA、WAVファイルの再生に対応。Bluetoothを使わずに単体のプレーヤーとして利用でき、スピーカーフォン利用時の通話録音やボイスレコーダ機能で利用できる。
内蔵バッテリはACアダプタやUSB機器経由で充電可能。さらに、外部機器用の充電用USB端子も備え、モバイルバッテリとしてスマートフォンなどの充電(5V/1A出力)にも対応する。
iRoar Micと組み合わせてパーソナルPA利用も
オプションのCreative iRoar MicはRoar Proとワイヤレス接続できる、ライター大で重量約30gのマイク。音声伝送には低遅延/高品質ワイヤレスオーディオ技術「RapidTalk」を採用し、Roar Proを拡声器として利用できる。
小型軽量なため、手で持ったりクリップで襟元に挟んだり、ネックストラップで首からぶら下げてハンズフリー利用もできる。主に発表やプレゼンテーション、講習会などの説明、解説、アナウンスなどでの利用を想定している。
マイク音声とRoar Proの再生音(USBオーディオ/アナログ入力/microSDカード内のオーディオファイル)をミックスして使うことが可能。スピーカー本体で再生される曲に合わせてカラオケを歌ったり、BGMなどを流しながらの司会や、サウンドを利用したプレゼンなどが行なえる。
iRoar Micはマイク入力端子とライン入力端子も備え、Roar Pro用の音声入力デバイスとして使うことも可能。別のマイクや外部オーディオ機器とiRoar Micを繋ぎ、ワイヤレスでRoar Proから音声再生できる。
240mAhのリチウムイオンバッテリを内蔵し、USB充電に対応。最大約10時間利用できる。