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エイサー、MHL/Bluetoothオーディオ対応で約13万円のフルHD DLPプロジェクタ

 日本エイサーは、MHL/3D対応のフルHD DLPプロジェクタ2モデルを5月22日より発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、Bluetoothオーディオ機能も搭載する「H7550ST」が13万円前後、筐体のエアフロー効率を高めたシールドエンジン搭載の「H6517ST」が10万円前後。

H7550ST

H7550ST

 0.65型/1,920×1,080ドットパネルを搭載したDLPプロジェクタ。1.5〜1.7mの距離で100型の投写が可能な短焦点モデルで、設置位置の範囲が広がるとしている。投写距離は0.9m~4.6mで、投写可能サイズは54型〜300型。1.1倍の手動ズームを備える。210WのP-VIPランプを備え、明るさは3,000ルーメンで、コントラスト比は16,000:1。ランプの寿命は最大8,000時間(Extream ECOモード時)。

 Bluetoothを使った音声伝送に対応しているのが特徴。接続している機器がBluetooth非対応でも、プロジェクタに入力された音声をBluetooth対応ヘッドフォン/サウンドバーなどにワイヤレス伝送できる。10W×2chのスピーカーも搭載し、DTS Soundにも対応する。

 HDMI 1.4a端子を背面に2系統備え、3D映像に対応。HDMI接続した機器の2D映像をリアルタイムで3D変換する機能も備える。うち1系統はMHLに対応し、スマートフォンなどとプロジェクタを接続して映像を投写することが可能。さらに天板内部にもMHL対応のHDMI端子とUSB micro B端子(電源用)を1系統ずつ搭載。別売のスティック型HDMIデバイス「Chromecast( クロームキャスト)」など、小型メディアストリーミング機器を収納して使用できる。そのほかの入力端子として、D-Sub 15ピン(アナログRGB/コンポーネント)やコンポーネント、S端子、コンポジットを1系統ずつ搭載。音声はステレオミニ×1。出力端子はD-Sub 15ピン(アナログRGB)×1、ステレオミニ×1。

 消費電力は399W、待機電力は0.5W。外形寸法は357×241×98mm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.4kg。D-Sub 15ピンケーブルや電源ケーブル、リモコン、レンズキャップなどが付属する。

上面
天面内部にChromecastなどを接続して収納可能
背面

H6517ST

 0.65型/1,920×1,080ドットパネルを搭載したDLPプロジェクタ。シールドエンジン設計の筐体を採用し、重要なパーツにダストシールドを設けることでホコリが入り込まないよう、密閉率を高めている。吸気・排気のエアフロー効率を高め、熱設計にも配慮している。

H6517ST

 1.1mの短距離で100型の投写が可能な短焦点モデル。投写可能な距離は0.5m~3.3mで、投写可能サイズは45型〜300型。ズーム機能は非搭載。210WのP-VIPランプを備え、明るさは3,000ルーメン。コントラスト比は10,000:1。ランプの寿命は最大8,000時間(Extream ECOモード時)。

 HDMI 1.4a端子を背面に2系統備え、3D映像に対応。うち1系統はMHL対応で、USB micro B端子(電源用)とあわせて使うことで、スマートフォンなどの映像を充電しながら投写可能。そのほかの入力端子は、D-Sub 15ピン(アナログRGB/コンポーネント)とコンポジットを1系統搭載。音声はステレオミニ×1で、2Wのスピーカー1基も搭載する。出力端子は非搭載。

 消費電力は255W、待機電力は0.5W。外形寸法は314×223×93mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.5kg。D-Sub 15ピンケーブルや電源ケーブル、リモコン、キャリングケースなどが付属する。

上面
背面

(庄司亮一)