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多機能ポタアン「Sound Blaster E5」がiPhoneでの96kHz/24bit再生対応

 クリエイティブメディアは、USB DAC/ポータブルヘッドホンアンプ「Sound Blaster E5」(SB-E-5)のファームウェアとアプリをアップデートし、iPhoneと直結した96KHz/24bitハイレゾ再生に対応した。

「Sound Blaster E5」がiPhoneとのLightning接続で96kHz/24bit対応

 Sound Blaster E5は2014年11月より発売。DACチップにはCirrus Logicの「CS4398」、ADCにはCirrus Logic「CS5361」、ヘッドフォンアンプにはTI「TPA6120A2」を採用。USBホスト端子や光デジタル入力(丸型)、ライン入力(ミニ)を装備し、容量3,200mAhのバッテリも内蔵。USB DACやポータブルヘッドフォンアンプとして利用できる。直販価格は22,800円。

 提供開始したファームウェアとiOSアプリ「Sound Blaster Central」の最新版Ver.1.05.23以降で、[ハイレゾオーディオ再生オプション]の設定を行ない、「ONKYO HF Player」などのハイレゾ再生アプリと組み合わせることで、iPhoneやiPadでの96kHz/24bitハイレゾ再生が可能となる。

 iPhone/iPadとE5をLightning接続した場合、従来は48kHz/24bitまでの対応となっていたが、今回のアップデートにより96kHz/24bitまで対応したこととなる。

 また、新ファームにより、側面ボタンの操作(電源ボタンを短く2回押す)でSound Blaster E5の充電動作を行なわないようにする「非充電モード」を設定可能になる。従来はE5本体のmicro USBポートに対応機器を接続した場合、E5のバッテリ充電が行なわれていた。そのため、スマートフォンなどの接続機器側のバッテリを消費してしまうという問題があったが、非充電モードの利用により接続機器側のバッテリ消費を抑える事ができる。

Sound Blaster Centralでハイレゾオーディオ再生オプションを選択
Sound Blaster Central
ミキサー設定も可能に
Scout Mode

 さらに、ゲームプレイ時に「足音」などの環境をハイライトして聴きやすくしてくれる「Scout Mode」にも対応した。Windows/Macのほか、iOS/Androidアプリからもオン/オフ選択が行なえる。Scout Modeは本体のSBXボタンを2回押すことで設定可能になる。

 アプリのSound Blaster Centralもアップデートし、新たにミキサー設定が可能になった。これにより、各入力ソースの音量操作やミュートオン/オフなど操作がiOS/Android端末からも可能になる。

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(臼田勤哉)