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NuForce、高効率の小型ステレオパワーアンプ「STA-120」

「DAC-80」や「uDAC3」などは7月1日に値上げ

 フューレンコーディネートは、米NuForceのステレオパワーアンプ新モデル「STA-120」を6月12日に発売する。価格は11万円。仕上げはシルバーとブラックの2種類を用意する。

STA-120(シルバー)

 また、7月1日よりNuForce/NuPrimeの価格改定も実施。為替変動を理由に、USB DAC/ヘッドフォンアンプの「uDAC3」や、マルチチャンネルパワーアンプ「MCA-20」、デジタルプリメインアンプ「IDA-16」などを値上げする。

高効率の小型ステレオパワーアンプ「STA-120」

 オリジナル設計のネガティブフィードバック回路を搭載するなど、NuForceのクラスDアンプ技術を継承した、重量3.4kgの小型ステレオパワーアンプ。同社USB DAC/プリアンプ「DAC-80」との組み合わせが理想的だという。自己発振設計の400kHz PWMスイッチング周波数を、入力信号やスピーカーインピーダンス変動などに応じて最適に調整する。

STA-120(ブラック)

 電源部には大型のトロイダルトランスを搭載。エネルギーの使用を削減する設計により熱の発生を抑えており、インウォールや天吊りスピーカーを鳴らすといった用途にも適しているという。出力は125W×2ch(4Ω)、85W×2ch(8Ω)で、最大出力は300W。スピーカー端子は5ウェイのバインディングポスト。

 再生周波数帯域は10Hz~40kHz、SN比は115dB、THD+N(高調波歪み+ノイズ)は0.008%。消費電力はアイドル時12W。筐体はアノダイズ処理のアルミ製。外形寸法は21.6×25.5×4.9cm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.4kg。電源ケーブルは着脱式。

背面

DAC/ヘッドフォンアンプやプリメインアンプなど9機種を値上げ

 NuForceのUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「uDAC3」は、現行価格14,000円だが、7月1日からは18,000円に値上げ。また、マルチチャンネルパワーアンプ「MCA-20」は244,000円だが、同日より285,000円となる。NuPrimeブランドのデジタルプリメインアンプ「IDA-16」は、現在の26万円から、29万円に値上げとなる。対象機種は、NuForce 7モデルとNuPrime 3モデル。

uDAC 3は現在14,000円だが、7月1日からは18,000円になる

 なお、新製品の「DDA-120」や、「MCA-18J」、「uDSD」、Celsus Soundブランドの「Companion One」と「Gramo One」などは値上げの対象外。

ブランド製品旧価格新価格
NuForceDAC/プリアンプ
DAC-80
85,000円108,000円
ヘッドフォンアンプ
HA-200
39,000円50,000円
AVプリアンプ
AVP-18
126,000円155,000円
パワーアンプ
MCA-20
244,000円285,000円
DAC/
ヘッドフォンアンプ
uDAC3
14,000円18,000円
イヤフォン
Primo-8
53,000円65,000円
ヘッドフォン
HP-800
14,000円18,000円
NuPrimeアナログ
プリメインアンプ
IA-18
320,000円380,000円
デジタル
プリメインアンプ
IDA-16
260,000円290,000円

(中林暁)