キクチ、'02年11月～'06年11月に出荷した手動巻き上げスクリーンに落下の恐れ

　キクチ科学研究所は、2002年11月～2006年11月まで出荷していた、プロジェクタ用の手動巻き上げ式スクリーンについて、セッティングブラケットの劣化により、スクリーンが落下する恐れがあると発表した。対策として、代替ブラケットを無料で郵送する。

ブラケットに問題のある手動巻き上げ式スクリーン

　対象となるのは2002年11月から2006年11月まで出荷していたスプリングローラースクリーンに付属するセッティングブラケット。電動工具などを使い、過度にネジを締め付けると亀裂が発生し、時間の経過により脱落する場合があるという。電動工具などを使わなかった場合でも、製造後8年～12年が経過しており、「セッティングブラケットが劣化している可能性がある」とし、引き続き利用するユーザーは、専用窓口まで連絡するようアナウンスしている。

　対象製品は以下のとおり。製造番号は、スクリーン向かって右側の裏面にラベルとして貼り付けられている。この部分に製造番号ラベルが貼り付けされていない場合は、全て対象となる。

製造番号のラベルが貼られている場所

赤枠が交換対象のブラケット

　対象モデルを利用しているユーザーは、専用窓口に連絡すると、代替のブラケットを郵送する。連絡してからユーザーの家に届くまで、5日前後を目安としている。

　【専用窓口】
　フリーダイヤル:0120-929-272
　(受付時間:平日・土日・祝 10時～18時/年末年始除く)