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蔦屋書店、PCレスで音楽CDをスマホにリッピングする「T Air」。CD レコがベース

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、蔦屋書店ブランドの製品として、音楽CDをスマートフォンにPCを使わずに取り込める光学ドライブ「T Air」を6月18日に発売する。直販価格は11,800円。アイ・オー・データ機器と共同開発し、「CD レコ」をベースとしている。全国のTSUTAYA/蔦屋書店184店舗で先行発売し、7月5日以降順取り扱い店舗を拡大する。

左が「T Air」

 外形寸法145×176×16mm(縦×横×厚さ)のコンパクトな設計で、「1冊の本」のようなデザインを採用。東京・上海を拠点に活躍するプロダクトデザイナーのYOH KOMIYAMA氏がデザインを手がけている。

 Android/iOS向けアプリ「T Air」を、スマートフォンやタブレットにインストール。無線LANでドライブの「T Air」と接続し、ドライブに入れた音楽CDをスマホ/タブレットにワイヤレスでリッピングできる。PCを使わずに、スマホへの音楽CD取り込みが可能となる。動作確認済みのスマホ/タブレットはCD レコと同じで、アイ・オーのページで案内している。

 リッピング時のフォーマットは、iOSがAppleLossless/AAC(320kbps、256kbps、128kbps、96kbps)、AndroidはFLACに対応。リッピングした楽曲を音楽用CD-R/RWに書き出す事もできる。

 Gracenote MusicIDに対応しており、取り込む楽曲のアルバム名・曲名・アーティスト名・ジャケット画像などを、インターネットから自動的に取得し、リッピングしたファイルに付与できる。歌詞表示にも対応する。

(山崎健太郎)