パイオニア、Windows 10対応予定のUSB 3.0 BDドライブ

　パイオニアは、BDXL対応のUSB 3.0ポータブルBDドライブ「BDR-XS06J」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,000円前後。カラーはシルバー。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1で、マイクロソフトから7月29日より提供開始されるWindows 10にも対応予定。

BDR-XS06J

　スロットローディングのポータブルBDドライブ。同社が3月に発売したMac用モデル「BDR-XS06JM」(実売21,000円)とバンドルソフトが異なる、Windows向けモデル。USB 3.0接続で、バスパワー駆動。給電が不足する場合は別売ACアダプタ「DCA-002」を使用する。

　メディアの使用状況を学習し、不要な電力を自動的にカットする「インテリジェントエコモード」を搭載し、消費電力を従来モデル(BDR-XS05J)より低減。また、ディスク表面の汚れや傷でオーディオCDが読み取りづらい時に、データの欠落・補間の発生を抑え、独自のアルゴリズムで再度読み取りを行なう「PURE READ2+(原音再生)」も備える。さらに、BD/DVDビデオ、オーディオCDの再生時には、低回転で静音を保ち、データをHDDに保存するときは高回転で動作させる「アドバンスド静音ファームウェア」も搭載する。

　別売のワイヤレスドック「APS-WF01J」と組み合わせることで、PCやiPhone/iPadと無線接続することも可能。iPhone/iPad専用の音楽アプリ「Wireless Hi-Res Player ～Stellanova～」を使って、PCを使わずに音楽CDをワイヤレスでiPhone/iPadに取り込めるほか、iOSアプリの「ODFinder」で、ディスク内の動画や写真をiPhone/iPadで楽しむことも可能。ただし、ワイヤレス接続時はBD/DVDビデオの再生はできない。

　書き込み速度はBD-R/R DLが6倍速、BD-R TL/QLが4倍速、BD-RE/RE DL/RE TLが2倍速。DVD±R/+RWは8倍速。DVD-R DL/RWは6倍速。DVD-RAMは5倍速、CD-R/RWは24倍速。外形寸法は135×135×18mm(幅×奥行き×高さ)、重量は280g。設置は横置きのみ。

　付属するソフトは、BD/DVD再生の「PowerDVD 12」や、ビデオ編集ソフト「PowerDirector 10 LE」、ライティングソフト「Power2Go 8 for PURE READ」など。同社サイトから無料でダウンロードできる専用BDドライブユーティリティを使って、独自機能の「PURE READ2＋(原音再生)」や「アドバンスド静音モード」の設定が行なえる。