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Android用のリモート視聴/DTCP-IPアプリ「DiXiM Play Android」。月額100円

 デジオンは、Androidで宅外視聴や番組持ち出しが行なえるDTCP-IP対応のネットワークプレーヤーアプリ「DiXiM Play Android版」を8月11日より発売する。アプリは月額100円のサブスクリプション(定期購読型)で提供し、同社が運営するDiXiM Storeで販売する。

DiXiM Play Androidの再生画面

 Android上で動作する宅外視聴、DTCP-IP対応のネットワークプレーヤーアプリで、対応OSはAndroid 4.1以降。対応Android端末については同社Webサイトで案内しているが、Android 4.1以降に加え、CPUはARM v7 アーキテクチャでクロック1.2GHz以上、RAM 1GB以上、H.264デコーダ搭載のSoCの搭載が要求される。

 同社では8月1日からWindows版で月額課金のDiXiM Playを提供開始しているが、基本的な機能はAndroid版も共通。主な機能は、「ホームネットワーク内での録画/放送番組視聴」、「外出先からのリモート視聴」、「持ち出し番組再生」の3点。ただし、Windows版より月額利用料金が100円安価になっている。

DiXiM Play Androidでコンテンツを選ぶ
サーバー選択
持ち出し番組

 HDDレコーダやNAS、パソコン、STBのなどの、ホームネットワーク上のDLNAサーバーに録画したデジタル放送番組や放送中番組のライブ視聴(ライブチューナー)が行なえるほか、宅外から家庭内の対応機器の録画番組再生やライブチューナーが利用できる「リモート視聴」に対応する。

 なお、リモート視聴のためには、事前に同一ネットワーク内でペアリング作業を行なう必要がある。リモート視聴対応機器は、アイ・オー・データやバッファローのNASのほか、NEC製PCの一部、シャープのAQUOSブルーレイと東芝レグザサーバー/ブルーレイの一部に対応予定。詳細についてはデジオンのホームページで案内する。

 さらに、レコーダ内の録画番組をAndroidデバイスにムーブ/ダビングする「持ち出し再生」も行なえる。

 録画番組のチャプタスキップにも対応。BDレコーダやSTBなどのチャプタ情報を参照し、番組の任意の位置までスキップできる。ただし、リモート視聴時はチャプタスキップできない(NAS製品除く)。字幕表示にも対応する。

DiXiM Playの設定
起動画面
再生画面

 スカパー! プレミアムサービスLink(視聴)など、有料放送サービスのSTBとの連携も対応。また、スカパー! プレミアムサービスDVR「TZ-WR500P」で録画した番組をダビングして、外出先で視聴する「とるダビ」にも対応している。

(臼田勤哉)