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テスラ技術搭載イヤフォン「AK T8iE」が発売延期。製造遅延で11月下旬に

 アユートは、iriverのAstell&Kernブランドと、beyerdynamicがコラボレーションしたイヤフォン「AK T8iE ブラック」(AK-T8IE-BLK)の発売日を11月下旬に延期すると発表した。当初は10月16日の発売を予定していたが、延期する理由は「メーカー側での製造遅延」としている。価格はオープンプライスで、直販価格は149,980円(税込)。

AK T8iE ブラック

 beyerdynamicは、1テスラ(=10,000ガウス)を超える強力な磁束密度を生み出すテスラテクノロジーを搭載したヘッドフォンを手掛けており、この技術をイヤフォンに投入したのが「T8iE」。テスラテクノロジーを導入したカナル型イヤフォンは世界初。

 テスラヘッドフォンの特徴であるリング型マグネットをイヤフォンにも投入。ダイナミック型で、口径は11mm。振動板は1/100mmと薄く加工されている。再生周波数帯域は8Hz~48kHz。表面は銅とクロム、そして企業秘密の素材を使った3層コーティング。滑らかで、傷に対しても強いとする。冬場に利用しても、冷たくないという。

 AKとのコラボモデルとして開発されているため、AKシリーズにテスラテクノロジーを最適化。サウンドチューニングには、ハイエンドポータブルプレーヤーの「AK380」がリファレンスとして使われている。ケーブルも通常の3.5mmステレオミニに加え、AKシリーズ向けに2.5mm/4極のバランスケーブルも同梱する。ケーブルは着脱が可能で、MMCX端子を採用。

(中林暁)