ニュース

Netflix独占配信の「火花」は全10話で主演は林遣都

 Netflixは19日、吉本興業と共同制作し、2016年に独占配信を行なう又吉直樹原作「火花」映像化作品の監督やメインキャストを発表した。監督は、「余命1カ月の花嫁」や「ストロボ・エッジ」などを手掛けた廣木隆一、主人公・徳永を演じるのは林遣都、徳永が師と慕う「あほんだら」のボケで天才肌の芸人・神谷は波岡一喜、神谷と同棲する真樹は門脇麦が演じる。

左から、波岡一喜、林遣都、門脇麦

 全10話の連続ドラマとなり、1話約40~50分ほどを予定。毎週1話ずつの配信ではなく、1話ごとに異なった尺で、かつ各話一斉に世界へストリーミング配信開始となるという。11月上旬にクランクイン、2016年2月頃にクランクアップ予定で、その後Netflixで配信がスタートする。

 お笑いタレント又吉直樹(ピース)による初の中編小説「火花」は、芸人の作品として初めて芥川賞を受賞し、発行部数239万部を突破した話題作。Netflixは、9月2日から日本でスタート。各種テレビやPC、ゲーム機、タブレット、スマートフォン、Blu-rayプレーヤーなどのインターネット接続デバイスに対応し、スマートフォンで見た番組の続きを、別のデバイスでみることもできる。月額利用料金プランは、ベーシック(SD)/スタンダード(HD)/プレミアム(4K)対応の3つを用意。月額料金はSDで650円、HDで950円、4Kで1,450円。

(臼田勤哉)