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AET、無理数応用設計+VFEシートで制振効果向上を図ったインシュレータ

 エーイーティーは、既発売のインシュレーター「SH-2014」に、VFEシートを貼り合わせる事で、制振効果を高めたという新モデル「SH-2014HB」を10月20日に発売する。価格は、通常モデルの「SH-2014 HB(A)」が3個で3,600円、4個で4,200円。ゴールド(G)モデルとガンメタ(GM)モデルは、3個4,200円、4個4,800円。

通常モデルの「SH-2014 HB(A)」

 SH-2014シリーズは、「特定振動を持たない」という「無理数応用設計」で作られている。無理数を応用した比率を意味し、素材の特定共振を理論的に抑え込めるとする。

 新モデルではさらに、制振用アイテムとして手掛けているVFEマテリアルの専用形状シートを組み合わせる事で、効果を高めたという。なお、シートは再剥離可能で、音の変化が試せるという。

ゴールド(G)モデル
ガンメタ(GM)モデル

 インシュレータの素材には、高強度2000系合金(非マグネシウム系)を使用。マグネシウムと比較し、約200%の強度を持つとする。

 さらに、マルチサウンドシステムを採用。本体の天面と底面を入れ替えることで、振動の進む方向をコントールし、サウンドの傾向が変化するという。ネジ止めをした場合は入れ替えはできない。外形寸法は20×14mm(直径×高さ)。

(山崎健太郎)