テレビ東京、番組非連動のハイブリッドキャスト常時サービスを開始

　テレビ東京とテレビ東京コミュニケーションズは、「非連動型ハイブリッドキャストサービス」をテレビ東京のチャンネルで11月9日より提供開始した。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応テレビをインターネットに接続することで利用できる。

ハイブリッドキャストの実施イメージ

　「放送通信連携サービス技術仕様」で2013年に標準化されたハイブリッドキャストのコンテンツを提供。HTML5を活用したリッチな画面表現や、柔軟な画面配置のコンテンツなどを用意する。「キッチンタイマー」や、日替わりコンテンツの「ナナナ日めくりカレンダー」、動画配信サービスへの案内など、放送中の番組に連動しないコンテンツを常時サービスとして利用できるのが、従来の番組連動型ハイブリッドキャストコンテンツとの主な違い。

　ハイブリッドキャスト対応テレビをインターネットに接続し、リモコンのdボタンを押すと、データ放送画面にハイブリッドキャストへの入り口(ハイブリッドキャストボタン)を表示する。効果音やリモコンのdボタンを押したときの表示内容など、ハイブリッドキャストサービスを視聴者が好みの設定で利用可能。dボタンを押したときに、直接ハイブリッドキャストを表示させるように設定することもできる。なお、従来の「天気」や「ニュース」などのコンテンツは、引き続きデータ放送で利用可能。