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マークレビンソン、新リファレンスモノラルパワーアンプ「No536」

 ハーマンインターナショナルは、マークレビンソンのモノラル・パワーアンプ「No536」を12月下旬より発売する。価格は170万円(1台)。

No536

 定格出力400W(8Ω)、800W(4Ω)のクラスABモノラルパワーアンプ。独自フルバランス・オペレーション技術をベースに、細部を徹底的に見直すととともに最新パーツの投入により、音の細部まで磨き上げたという。

筐体内部

 入力から出力までフルディスクリートで、ディファレンシャル・シグナルパスを採用。電源部には、低ノイズ、ハイスピード・ディスクリート・ショットキー整流器と、マルチプル・パラレルド・フィルターキャパシタを採用した大電流リニア電源を装備。カスタムデザインの1,800VAトロイダル・トランスを搭載する。

 周波数特性は10Hz~20kHz。入力から出力までシンメトリーなミラー対称設計を採用。入力はバランス(XLR)×1、アンバランス×1。スピーカー出力はバナナプラグや、バイワイヤ接続用のHurricane端子付きの4バインディングポストを採用する。

前面
背面

 コントロール用にEtherenet×1や、トリガー入出力を装備。消費電力は1,500W。外形寸法は451×504×194mm(幅×奥行き×高さ)、重量は45.4kg。

No536

(臼田勤哉)