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AWOL Visionの超短焦点4K RGBレーザープロジェクタ「Aetherion Max/Pro」本格展開。Makuake先行

手前がAetherion Max

AWOL Visionは、超短焦点型の4K RGBレーザープロジェクター「Aetherion Max」と「Aetherion Pro」の2機種を、8月18日11時からMakuakeにて先行販売する。メディア向けに17日、発表会が開催された。なお、先行販売では最大48%OFFとなる超早割プランも用意している。正式発売は10月の予定。

  • Aetherion Max 超早割プラン 369,800円(719,800円より48% OFF)
  • Aetherion Pro 超早割プラン 309,800円(559,800円より44% OFF)
  • おすすめセット
    Aetherion Max+100インチ床置き電動ALRスクリーン:629,600円(1,049,600円より40% OFF)

日本国内の販売代理店はホームシアター・オーディオ専門店のアバックで、18日から店舗でのAetherion Max/Pro展示を開始。実際に画質や音質をチェックできるようになる。クラウドファンディング終了後は、AWOL Visionとアバックが共同で日本の個人ユーザーに向けた本格展開を推進していく予定。

左から「Aetherion Pro」、「Aetherion Max」
発表会はアバック新宿本店で行なわれた

Makuakeの先行販売ページ

AWOL Visionとは

AWOL Visionは2020年に米国で設立された。CEOであり、映画好きであるアンディ・チャオ氏が、自分のホームシアターを作ろうと思い、市場の人気モデルを10機種ほどテストしたが、満足できるものが無く、「それならば自分で作ろう」と決意。テレビを開発していたエンジニア達を集めて誕生した。

CEOのアンディ・チャオ氏が、発表会にビデオメッセージを寄せた。AWOL Visionが「Bring WonderHome(まだ知らない感動を、わが家へ。)」というミッションを掲げて取り組んでいること。そして、映画を楽しむ時間やスポーツ観戦、誰かと分かち合いたい大切な瞬間、そうした時間を生み出す事を、Aetherionの開発で大切にしたと語った

RGBレーザー光源を活用し、高性能な4K超短焦点プロジェクターを次々と開発。米国のKickstarterにおいて、Aetherionが約30億円相当を調達するなど、海外で大きな成功をおさめている。

なお、同社が手掛ける長焦点のプロジェクターブランドが「Valerion」。Valerionのプロジェクターは先行で日本に上陸し、話題となっている。

そして、超短焦点プロジェクターのブランドがAWOL Vision、その製品として先行販売がスタートするのが「Aetherion Max/Pro」というわけだ。

そのため、RGBレーザー光源や高画質技術は、Valerionの製品と共通する部分も多いのが特徴。

アンディ・チャオCEOは、「Aetherionは、大画面ならではの臨場感のある映像体験を提供しつつも、日々の暮らしの中に自然に溶け込む存在になる事を目指した。AWOL Visionにとって、日本は非常に重要な市場。日本の皆さんは、製品の品質にも高い関心を寄せられている。だからこそ、アバックの皆様と協力できることを大変嬉しく思っています」と、ビデオメッセージを寄せた。

東アジアのセールスマネジャーを担当するToby氏は「Aetherionは、スペックだけでなく、映画やゲームを楽しむ時など、大切な時間をより豊かにするもとして開発した。AWOL Visionしか提供できない感動を、ぜひ日本の皆さんに提供したい」と語った。

東アジアのセールスマネジャーを担当するToby氏

Aetherion Max/Proの特徴

Aetherion MaxとProの筐体サイズやデザイン、重量などは同じで、違いは明るさ。上位機のAetherion Maxは3,300 ISOルーメン、Proは2,600 ISOルーメンとなる。また、筐体にAetherion Maxはアルミを使っているが、Aetherion Proはプラスチックという違いがある。

Aetherion Max
Aetherion Pro

どちらもRGBピュアトリプルレーザー光源を採用。DLP方式で、0.47インチのDMD(TI製のDLPC8445)を採用。80インチから、最大200インチまでの投写が可能で、超短焦点レンズを搭載する事で、例えば100インチの映像であれば、壁から15.8cmの距離に設置して投写できる。明るいレーザー光源を活用し、日差しの入る環境でも映像が楽しめるという。

コントラスト比はネイティブ6,000:1。アップグレードされた7段階IRIS制御や、洗練されたEBLアルゴリズムにより、表示コントラスト比は最大60,000:1を実現。REC 2020で110%の色域も実現。

IRIS機構には、業界初という黒色化ブレードとバレル設計を導入し、内部反射を最小限に抑え、暗部シーンの鮮明さを高めている。さらに、特許取得済みのEBLアルゴリズムにより、暗部シーンをリアルタイムで最適化。「よりクリーンな映像、豊かな黒レベル、明瞭なディテール」を実現したという。

Aetherion Maxの投写レンズ。電源OFF時は電動カバーで保護される

HDRはHDR 10/HLG/HDR 10+をサポート。Dolby Vision、Dolby Vision Gaming、IMAX Enhancedにも対応する。希土類コーティングを施すことで、光透過率、コントラスト、色精度を高めている。

光学レンズには「惑星式コーティング」と呼ばれる、従来のコーティングよりも高度で高コストなコーティングプロセスを採用。「業界での成功率はわずか50%」というもので、レンズを多軸同期回転させることで、完全に均一で、高精度な光学膜を実現。全ての工程を医薬品グレードのクリーンルーム内で行ない、品質を追求したという。

高度なマルチエレメントレンズシステムと連携することで、すべてのピクセルを所定の位置に固定させ、画像サイズが変化してもズレを防ぐPixelLock技術も投入。

反射素子の間にチタン製サーマルメッシュを組み込むことで、精密な遮熱シールドを形成。光学系を安定させ、フォーカスドリフトを抑え、長時間にわたりクリアで鮮明な投写ができるという。

DLPプロジェクターの弱点とされるカラーブレーキングに対しては、「Anti-RBEテクノロジー」で対策。2Dと3D表示の両方で、レインボーエフェクトを最大99.99%低減するというもので、よりクリーンで自然な映像が楽しめるだけでなく、目の疲れも抑えられるという。

カラーブレーキングに対しては「Anti-RBEテクノロジー」で対策

なお、Valerionブランドのプロジェクターでは、この機能をON/OFFできたが、Aetherion Max/Proでは常時ONとなる。「Anti-RBEテクノロジーをより進化させることで、常時ONでも画質に問題がないという自信があるため」だという。

ゲーム表示用として、VRR(可変リフレッシュレート)にも対応。画面のティアリングを解消し、カクつきを低減。速いアクションや可変フレームレートのゲームプレイ中でも、よりクリーンで安定した映像を実現。さらに、入力遅延を1msに抑えたり、ALLM、Dolby Vision Gamingを連携させ、「瞬時の応答性と圧倒的な映像ディテールを実現。遅延も迷いもなく、純粋な競争優位性だけをもたらす」とのこと。

OSはGoogle TVを採用し、プロジェクター単体でNetflixなどの映像配信サービスのコンテンツを再生・表示できる。スピーカーも内蔵する。Bluetoothにも対応する。

OSはGoogle TVを採用

接続端子は、HDMI 2.1×3、DP×1を装備。USB 3.0×1、USB 2.0×1も備える。外形寸法は562×323×139.5mm、重量は8.75kg。

背面端子部
セットアップの台形補正では、スマホのカメラで投写映像を撮影することで、自動で補正する機能も利用可能。ユーザーが手動で細かく調整する事も可能だ

周囲の光りが反射するのを抑えながら、超短焦点プロジェクターの映像は鮮明に映すスクリーンとして、AWOL Visionが手掛ける「電動ALR(環境光抑制)スクリーン」もラインナップ。先行販売では、プロジェクターとのセットプランも用意する。

120インチや壁掛けタイプや床置きタイプなど、ニーズに応じて選べる複数のスクリーンセットも用意する。

発表会では120インチの電動ALR(環境光抑制)スクリーンが使われた