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10月の4K対応TV出荷台数はTV全体の15.3%。電子機器出荷額は2カ月ぶりプラス

 電子情報技術産業協会(JEITA)は19日、2015年10月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。10月の電子機器の出荷金額は前年同月比107.6%の1,051億円で、2カ月ぶりにプラスとなった。内訳は、映像機器が同102%の496億円、音声機器が同134.4%の79億円、カーAVC機器が同110.3%の476億円で、いずれも2カ月ぶりのプラスに転じた。

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 10月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比108.5%の36万5,000台。このうち、4K対応テレビは前年比157.8%の5万6,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は15.3%。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比139.4%の13万2,000台で、テレビ全体における割合は36.1%。

 サイズ別では、29型以下が同100.9%の9万2,000台、30~36型が同119.2%の11万5,000台、37~49型が同112.4%の10万2,000台、50型以上が同96.8%の5万6,000台。構成比は順に25.2%、31.5%、27.9%、15.4%。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比93.4%の23万台。内訳は、BDレコーダが同91.9%の18万3,000台、BDプレーヤーが同99.9%の4万7,000台。DVDビデオは同81.9%の5万1,000台。ビデオカメラは同78.6%の6万5,000台だった。

 ラジオ受信機は前年同月比91.9%の11万4,000台で、8カ月連続マイナス。ICレコーダは8万9,000台(同87.2%)で、3カ月連続マイナス。ステレオセットは3万2,000台(同86.5%)で、2カ月連続マイナス。スピーカーシステムは1万8,000台(同87.9%)で、16カ月連続マイナス。ポータブルオーディオは同94.5%の7万3,000台。

 カーナビは前年同月比116%の44万6,000台で、3カ月連続のプラスだった。

(庄司亮一)