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デジオン、テレビやレコーダ録画番組引っ越しツール

DTCP-IP+SeeQVaultで録画番組ムーブ。年額2,000円

 デジオンは、レコーダやテレビ、PCの録画番組引っ越しを想定し、著作権保護技術「SeeQVault」に対応したWindows用のサーバーソフトウェア「DiXiM SeeQVault Server Pro」を12月17日よりDiXiM Storeで発売する。年間利用料2,000円で、対応OSはWindows 7/8/8.1/10。

DiXiM SeeQVault Server Pro
ダビング

 著作権保護技術の「DTCP-IP」と「SeeQVault」を利用したサーバーとしてWindows PCを動作させるソフトウェア。DTCP-IPムーブアウト機能を持ったテレビやレコーダ、NASなどの機器から、デジタル放送録画番組をDTCP-IPムーブインし、SeeQVault対応デバイスで持ち出し可能にする。

 その逆で、SeeQVaultデバイスに保存したデジタル放送番組を、DTCP-IPを用いてホームネットワーク内でストリーミング配信したり、ムーブアウトを行なうことも可能。また、SeeQVault対応デバイスに保存しているコンテンツ削除やメタデータ編集、他のデバイスへの移動などにも対応する。

動作イメージ
DiXiM SeeQVault Server Proのパッケージ

 なお、DiXiM SeeQVault Server Proは、DiXiM Storeのほか、VectorやAmazon、DMM.comでも順次ダウンロード販売。'16年1月には店頭でのパッケージ販売も予定している。ソニーユーザー向けには、ソニーストアにおいて一部機能を制限した「DiXiM SeeQVault Server Std」が近日中に発売予定としている。

(臼田勤哉)