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Actiontec、Windows 10 Continuum対応のMiracastアダプタ

 Actiontec Electronicsは、Windows 10 Continuum対応のMiracastワイヤレスディスプレイアダプタ「ScreenBeam Mini2 Continuum」を2月11日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,800円。

ScreenBeam Mini2 Continuum

 IEEE 802.11a/b/g/n(5GHz対応)のMiracastアダプタでHDMI出力端子を装備、Miracast対応デバイスの映像をテレビなどに簡単にワイヤレス出力できる。最大の特徴は、Windows 10 Mobile Continuum/Windows 10 Continuumに対応したこと。Continuumは、Windows 10の新機能で対応のスマートフォンなどにキーボードなどが接続されると、表示をタブレットモードからデスクトップモードに自動で切り替えて、PCのように使えるという機能。

 Continuum対応スマホでは、外部のモニターに待ち受け画面とは別のデスクトップ画面を表示可能で、スマホとディスプレイはワイヤレス接続。キーボードやマウスで操作できる。

 ユーティリティアプリもWindows 10対応にリニューアル。HDMI CEC対応やテレビの待ち受け画面の壁紙設定機能、ファームウェアの簡単更新機能などを追加した。HDCP 2.1以降に対応。Intel WiDi Gen6もサポートする。画面転送速度は最速0.1秒以内としている。

 対応機器は、WiDiが動作するWindows 7/8.1/10のパソコンとタブレット、Windows 8.1/10またはAndroid 4.2/4.4/5.0のMiracast対応タブレット/スマートフォン。外形寸法は29.5×98×12mm、重量は39.5g。USB YケーブルやHDMI延長ケーブル、USB ACアダプタが付属する。

ScreenBeam Mini2 Continuumパッケージ

 なお、従来製品の「ScreenBeam Mini2」も、ファームウエアをver.5.3.9.0以降へアップグレードすることで、Continuum機能が利用可能になる。

(臼田勤哉)