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「Jリーグオンデマンド」アプリ、試合データ表示を大幅強化。無料ハイライト映像も

 スカパーJSATは24日、マルチデバイス向け映像配信サービス「スカパー! オンデマンド」で提供中の「Jリーグオンデマンド」において、iOS/Android用アプリのアップデートを開始した。ボールの支配率や選手の走行距離などのビジュアル化、ランキング表示の機能強化など大幅なリニューアルが行なわれる。対応OSは、iOS 7.0以降と、Android 4.0以上。アプリバージョンはiOS版が5.1.0、Android版が5.0.4。

Jリーグオンデマンドアプリ

 Jリーグの試合のライブ配信や見逃し再生、各クラブ情報、試合経過情報などが確認できるアプリ。Jリーグ2016シーズン開幕に向けて配信開始されたVer.5では、データを使ったリーグ観戦が楽しめるように機能強化。そのほか、ホームのライブ中継ラインナップをカテゴリー別表示とし、横スライドを導入するなどユーザーインターフェイスも更新されている。

 新たに、選手のボール支配率やシュート数などの統計データ「スタッツ」と、走行距離やスプリント回数などをトラッキングシステムで計測した「トラッキングデータ」を、棒グラフや分布図などでビジュアル化。試合におけるクラブ間のデータ比較が直感的に行なえるとする。

アプリ画面のイメージ。左からスタッツ比較・走行分析・ヒートマップ・走行距離/スプリント回数ランキング

 ランキング機能も拡充。得点やシュート・パスの成功率、セーブ率を追加して6項目のランキング表示が可能になる。選手/クラブや、節/通算の切り替えも可能。応援しているクラブに特化した表示もでき、さらに得点ランキングにはゴールシーンリプレイ機能を搭載。観たいゴールシーンを検索して視聴できる。

左から、選手/クラブ/クラブ別/クラブ内の各ランキング表示

 2016シーズンから、ハイライト動画配信を開始。アプリをダウンロードすれば無料視聴が可能。このほか、選手名鑑にもトラッキングデータ情報を追加し、ランキングと連動する形で走行距離/スプリント回数/得点/シュート成功率/パス成功率/セーブ率を確認できる。今シーズンの成績は毎節更新される。

 Jリーグオンデマンドの月額プランは、月額2,962円(税込)。また、スカパー! 放送サービスで該当のパック・セットを契約している人は無料で視聴できる。マルチデバイス対応の放送連動型VOD「スカパー! オンデマンド」のJリーグ専用のサービスとして展開されており、スマートフォンやタブレット、PCなどからJリーグの映像を楽しめる。

(庄司亮一)