ニュース

TechnicsのミュージックサーバーにDiXiM Audio Media Serverが採用

 デジオンは、ネットワークオーデイオプレーヤーにハイレゾ音源を配信するオーディオ用メディアサーバーソフトウェア「DiXiM Audio Media Server」を開発し、パナソニックが4月22日に発売するTechnicsのミュージックサーバー「ST-G30」に提供開始した。

DiXiM Audio Media Server

 NASやPC、レコーダなどで実績ある「DiXiM Media Server」のネットワーク技術と、デジオンの持つマルチメディア技術を取り入れ、オーディオに特化したサーバーソフトウェアとして機能強化した。対応形式は、DSD(DSDIFF/DSF)、FLAC、Apple Lossless、AIFF、WAV、LPCM、PCMや、MP3、WMA、OGG、M4A(AAC/ALAC)など。

 MP3やAACの圧縮時に失われる16kHz以上や、CDの20kHz以上の高音域を予測再現し、失われた高音域を生成する「DHFX(DigiOn High Frequency Extension)」を搭載する。

 デジオンのノウハウを活かして、精度の高いメタデータ抽出を実現。また、m3uプレイリストにも対応する。楽曲のブラウズ、サーチ機能も強化し、高速なコンテンツリスト配信や高速検索を実現しているという。

 「ST-G30」は、Technicsのミュージックサーバーで、512GBのSSDとCDドライブを内蔵。CDをSSDにリッピングし、楽曲を蓄積・配信できる。価格は50万円。

Technics「ST-G30」

(臼田勤哉)