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ワンセグ搭載ポータブルナビ「ゴリラ」3機種。最上位は初のVICS WIDE対応

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズは、SSDポータブルカーナビ「ゴリラ」の新モデル3機種を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、7型ディスプレイの「CN-G1000VD」が6万円前後(税込)、「CN-G700D」が5万円前後(税込)、5型の「CN-G500D」が35,000円前後(税込)。

7型ディスプレイの「CN-G1000VD」

 AV機能として、全モデルにワンセグチューナを搭載。最上位「CN-G1000VD」の特徴は、ポータブルカーナビとして初めて、新交通情報サービス「VICS WIDE」に対応した事。渋滞情報を確認するだけでなく、回避し、より速く、快適に目的地へ案内するという「スイテルート案内」機能に対応した。

 交通状況の変化に伴い、自動で新ルートを再探索する機能や、新旧ルートの比較・選択も可能。渋滞回避レベルも3段階から設定できる。一般道や一部高速道路における渋滞・規制情報に加え、リアルタイムのプローブ情報と、統計プローブ情報(過去の渋滞情報を基にした情報)にも対応。ゲリラ豪雨などの各種規制情報も表示できる。

7型ディスプレイの「CN-G700D」

 CN-G1000VDとCN-G700Dに共通する特徴は、シルバーフレームと薄型筐体にデザインを一新した事。大画面AV一体型ナビ「CN-F1D」のDYNABIGディスプレイとの統一感を持たせている。5型の「CN-G500D」は、軽自動車等の可愛らしい内装やインテリアにもフィットするよう丸みを帯びた優しいデザインになっている。ディスプレイの解像度はいずれのモデルも800×480ドットで、抵抗感圧式のタッチパネル。

5型の「CN-G500D」

 16GBのSSDメモリを内蔵。「AV一体型カーナビ同等」というデータベースを収録している。2016年2月に開通した新東名高速道路 浜松いなさJCT~豊田東JCTを含む2016年度版地図データを収録。電話番号約2,960万件や、住所約3,780万件、あいまい検索約610万件、ジャンル検索約350万件など、検索用データベースも充実。実際に調査した情報に基づいた、交差点拡大図、方面看板や家形までわかる詳細地図も収録する。

 スピーカーを内蔵。内蔵のリチウムイオン電池を使った場合の連続使用時間は、CN-G1000VDとCN-G700Dが約1時間30分。CN-G500Dが約2時間。CN-G1000VDとCN-G700Dの外形寸法は、176.5×21.5×113.7mm(幅×奥行き×高さ)。重量はCN-G1000VDが約360g、CN-G700Dが約355g。CN-G500Dは、129×17.8×86mm(同)で約200g。

(山崎健太郎)