注目ブルーレイピックアップ

　現代のサンフランシスコ。製薬会社ジェネシス社の研究所に勤める、若き神経科学者ウィルは実験のため、アルツハイマー病の新薬を一匹の雌のチンパンジーに投与。“彼女”は驚くべき知能を示したが、突如暴れ出した末に射殺され、プロジェクトも中止となってしまう。ウィルはそのチンパンジーから生まれたばかりの赤ん坊を自宅に連れ帰り、「シーザー」と名付けて育てることにした。それから3年がたち、すくすくと育ったシーザーとウィルとの間には本物の人間の親子のような強い絆が生まれていた。母の特殊な遺伝子を受け継ぐシーザーは、たぐいまれな知性を発揮し始めるが……。

　1968年公開のオリジナル版『猿の惑星』の起源となるストーリーで、人類の文明が滅び、猿が支配者となった真相を解き明かす作品。映像特典として「未公開シーン集」、「神話的『猿の惑星』シリーズから現代へ」、「オリジナル劇場予告編集」などを収録し、2種類の音声解説も収める。DVDのデジタルコピーはiTunesやAndroid端末で視聴可能で、2013年2月22日までの期間限定特典となる。

　同日には本作とオリジナル版BDをセットにした3枚組パッケージが発売される。また、オリジナル版から完結編『最後の猿の惑星』までのシリーズ5作に、ティム・ バートンが監督を務めた『PLANET OF THE APES 猿の惑星』と本作を加え、全7作を収める8枚組BDセットも同時発売となる。

　1942年、第二次世界大戦中のアメリカ。ナチス将校のヨハン・シュミット率いる部隊がノルウェーに侵攻し、強大なパワーを持つ「コズミック・キューブ」を奪い取った。一方、ニューヨークでは愛国心の強い青年、スティーブ・ロジャースが兵士に志願していたが、貧弱なために何度も入隊不適格とされていた。諦めきれない彼は偶然のチャンスを手にし、今一度入隊を申し込む。彼の強い意志を知った戦略科学予備軍の科学者エイブラハム・アースキン博士は、スティーブを軍の極秘実験「スーパーソルジャー計画」の被験候補者に抜擢。＜キャプテン・アメリカ＞として生まれ変わったスティーブは、極限まで高められた強靭な肉体と、正義感に溢れる魂を手にする。戦う敵は、世界征服を目論むレッド・スカル率いるナチス・ドイツのヒドラ党。捕らえられた仲間や親友を救うため、キャプテン・アメリカは特殊装備に身を包んで敵地に向かった！

　『アイアンマン』、『スパイダーマン』、『X-MEN』、『マイティ・ソー』などに代表される、マーベル・コミックの初代英雄の活躍を描いた作品。監督は『ジュラシック・パークIII』のジョー・ジョンストン。3D映像を収めたBDと通常のBD、DVDの3枚組で、映像特典は通常版BDに収録。内容は「マーベル・ワンショット：ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事」、「レッド・スカルの誕生」や4本の削除シーン、予告編集など。

　夏休みに祖父の家に遊びに来ていた少女・蛍は、妖怪たちが住むといわれる“山神の森”へ迷い込んでしまう。途方に暮れ、泣き出した蛍の前に現れたのは、狐の面を被った少年・ギン。彼に助けられた蛍は、毎年夏になるとギンのもとを訪れるようになり、ふたりはいつしか惹かれあう仲になってゆく。だが、ギンは人でも妖怪でもない、触れると消えてしまう不思議な存在だった。

　『夏目友人帳』の緑川ゆきのコミックを原作としたアニメ映画。監督は『夏目友人帳』、『デュラララ!!』、『地獄少女』などで、きめ細やかな演出と実写的な表現に定評のある大森貴弘。キャラクターデザインは髙田晃、美術は渋谷幸弘、音楽は吉森信。アニメーション制作はブレインズ・ベースで、テレビアニメシリーズ『夏目友人帳』を手掛けたスタッフが集結。声の出演は、佐倉綾音、内山昂輝ほか。

　映像特典にはイベント映像、トレーラー、テレビCMなどを収録。封入特典にはギンのお面ストラップやブックレットのほか、『夏目友人帳 肆』BD&DVD第一巻との連動購入キャンペーン応募券などを収めている。

　ウルトラマンシリーズに登場する怪獣が主役の新感覚バラエティ番組『ウルトラゾーン』がBD化。円谷怪獣が登場するコントや、新造形の『ウルトラＱ』怪獣によるコメディ、初期ウルトラの俳優陣を迎えてのバラエティコーナーなど、多彩なコーナーを取り揃える30分番組となっている。コントは、怪獣たちの特徴やウルトラマン本編でのエピソードを散りばめた「もしも怪獣がマッサージを受けに来たら……」、「もしも転校生が怪獣だったら……」などのシチュエーションコントを収録。ショートムービーは『ウルトラＱ』を彷彿とさせる特撮映像や、新造形の怪獣「ラゴン」、「ケムール人」たちのコミカルなストーリーなどを収める。

　第1巻には第1話から第5話を収録。初回製造分の特典として「タカダ隊員サイン入りブロマイド」を封入する。企画・演出・脚本は、“なんとなく歴史が学べるバラエティ番組”として人気の『戦国鍋TV』のスタッフが手掛けた。出演は、高田里穂、山崎樹範、津田寛治、バカリズムや角田晃広(東京03)など。

　テレビ放送された『仮面ライダーOOO(オーズ)』のファイナルエピソード(第47話/最終話)を、田﨑竜太監督が再編集。放送ではカットされた未公開シーン約8分を追加し、エピローグのセリフもオンになり、「より重厚により濃密に最終回の感動が甦る」としている。主演の渡部秀、田﨑監督、脚本の小林靖子、武部プロデューサーのオーディオコメンタリーも収録する。出演は渡部秀、三浦涼介、高田里穂、岩永洋昭、君嶋麻耶、有末麻祐子、神尾佑、甲斐まり恵、宇梶剛士。

　美術館倉庫に仕舞われていた石棺に小さな亀裂が入り、グリードが800年の眠りから目覚める。完全な復活を目指してグリードたちは、人間たちの欲望をエサに成長するヤミーを作り出しながら、力の源となるメダルを探し求める。復活事件に巻き込まれた映司は、持ち前の正義感から果敢に戦いを挑むが、その単純な性格を利用するためにグリードの一人、アンクは彼に仮面ライダーオーズに変身する力を与えた。オーズに変身してグリードと戦うのは、アンクが失った身体を取り戻すためか、それとも世界平和のためなのか? そして、グリードに集団で立ち向かう謎の財団「鴻上ファウンデーション」の真の目的とは? さまざまな思惑が交錯する中で、映司が戦いの果てに見たものとは……。