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　はやぶさの帰還カプセル回収の日から遡ること8年前の、2002年夏。水沢恵は博士論文執筆の傍ら、宇宙科学研究所(現:JAXA 宇宙航空研究開発機構)に務める、的場泰弘の講演会を熱心に聞いていた。閉会後に的場に声をかけた水沢の、宇宙に対する知識の豊富さや情熱を感じ取った的場は、彼女を宇宙研での勤務に誘う。水沢が参加するのは、低予算ながら世界でも例のない小惑星からのサンプルリターンを目指す「はやぶさ」計画だった。この計画を率いる川渕幸一プロジェクトマネージャーのもとで、水沢は子どもたちのために「はやぶさ」をキャラクター化し、PRする広報活動を開始するが……。

　「はやぶさ」帰還を受けて製作された実写映画の第一弾がBD化。本編と特典映像を収めたDVD2枚を合わせた3枚組で、BDと本編DVDには音声解説を収録する。また、本編DVDには「はやぶさイラストキャンペーン」応募作も収める。特典DVDにはJAXA関係者による、JAXA相模原キャンパスの案内や、実際の講演会、完成披露イベントなどの映像を収録。そのほか、親子で楽しめる特典グッズとして「はやぶさ冒険すごろく」やペーパークラフトなどを封入している。

　有史前の類人猿との邂逅を経て、400万年ぶりに月面で発見された「モノリス」。そこから木星に向けて発信された、信号の意味を探るプロジェクトが始まる。だが、木星までの飛行の途上でスーパーコンピューター「HAL9000」と宇宙飛行士ボウマンの生存を賭けた戦いが起こる。孤独な旅路の果てで、人類がまだ見たことのない宇宙の領域に足を踏み入れたとき、ボウマンという存在はどうなってしまうのか。

　スタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークが共同で描き出した名作「2001年宇宙の旅」が、Amazon限定スチールブック仕様で発売。約216分の映像特典を収録する。内容は「キューブリックが残した遺物」、「2001年という"未来"」、「"2001年宇宙の旅"の哲学」、「キューブリックのインタビュー(1966年収録、メニュー画面静止画)」など。

　なお、同日には本作を含めた全10作のBDがAmazon限定スチールブック仕様で発売となる。作品は「ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション」、「ダークナイト」、「マトリックス」など。また、ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウ主演で、ガイ・リッチーが監督を務めた、3月10日公開の「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」の前作にあたる「シャーロック・ホームズ」('10年公開)もラインナップに含まれる。

　原稿が一行も書けず、酒に溺れる作家志望のエディは、元妻の弟ヴァーノンから、通常は20%しか使われていない脳の力を100%活性化する新薬、NZT48を渡される。疑いながらも服用すると、エディの頭は劇的に覚醒し、一晩で傑作小説を書き上げてしまう。だが、一夜明けると彼の頭脳は元に戻っていた。

　再びヴァーノンを頼るエディが見たのは、荒らされた部屋とヴァーノンの死体。何者かが新薬を狙っていると気づいたエディは、彼の部屋から大量のNZT48を入手。やがてビジネス界に進出したエディは、ウォール街で瞬く間に富と権力を手にする。だが、そんな彼を待っていたのは、NZT48を巡る泥沼の争いと恐ろしい副作用だった。人生のどん底から財界の頂点へと駆け上がったエディは、危機を乗り切り、運命に打ち勝つことができるのか?

　アラン・グリンの小説「ブレイン・ドラッグ」をブラッドリー・クーパー主演で映像化した作品。ニール・バーガーが監督を務め、脚本はレスリー・ディクソンが担当した。共演はロバート・デ・ニーロ、アビー・コーニッシュほか。映像特典に「限界のない男」、「別エンディング」や劇場予告などを収める。

　空から北海道の名所や絶景を撮影し、「鳥の目線」で周遊するBDソフト。全道を道東・道北・道央・道南の4ブロックに分け、世界自然遺産の知床や、神秘的な摩周湖、北海道観光の中心・札幌など、上空からしか見ることのできないスケールや魅力などを紹介する映像を収める。厳寒の冬の映像も加え、構成は全5パート29チャプタとなっている。

　映像・制作は札幌テレビハウス。撮影にはジャイロスタビライザーの「WESCAM」、「ACE-3000」を使用し、安定したデジタル・ハイビジョン映像を実現したという。また、採用されたBGMは全曲書き下ろし。コンテンツは一覧からチャプタの頭出しが可能な「ポップアップメニュー」から選択でき、解説字幕のON/OFFや、エンドレス再生も可能。環境ビデオとしての活用もできる。なお、YouTubeの同社チャンネルでは、ハイビジョン解像度表示も可能なトレーラー・オープニング編を配信している。