“Zooma!:ズームレンズ、ズームすること、ズームする人、ズズーンの造語”

 

第479回:専用レンズで3D撮影も可能、「HDC-TM750」

~ AVCHDフォーマットで撮影できる3D映像 ~



■ コンシューマでは2in1がデフォルト

  3Dによるビデオ撮影は、極論すれば同じカメラが2台あればできる。プロの撮影はほとんどがこの方式だが、2つのカメラのマッチングが難しい。一方コンシューマでは1台で3Dビデオが撮影できるデジタルカメラとして、先々週お送りした富士フイルムのW3とその従来モデルW1が先頭を走っていた格好である。

HDC-TM750+VW-CLT1
 遡ってパナソニックでは、業務用機では1台で3D撮影ができるカムコーダ「AG-3DA1」を昨年発表、今年8月に発売を開始している。さすがに同じ方式でコンシューマ機ではまだ難しいと思っていたが、従来型のカムコーダに特殊なレンズを付けることで3D映像が撮影できてしまうと言う製品が登場した。

 カムコーダとしては前作HDC-TM700の後継となるHDC-TM750(以下TM750)は、3D撮影用コンバージョンレンズ「VW-CLT1」(以下3Dレンズ)を装着することで、1台で3Dの撮影を可能にする。このレンズは、同時期に発売された一つ下のモデル「HDC-TM650」でも使用できる。

 単に3Dコンテンツを買ってきて見るだけでなく、自分で撮るという楽しみ方も、徐々にではあるが環境が整ってきている。コンバージョンレンズで撮影する3D映像とはどういうものだろうか。さっそくテストしてみよう。



■ あれ、あんまり変わってない?

ボディデザインや2Dのカメラスペックはほぼ同じ

 まずはベースとなるTM750だが、前作TM700と外観やスペックだけを比較すると、ほとんど違いがない。しかし中身のほうはかなり変わっている。

 デザイン的にはボディのカラーリングが多少変わったほか、モードダイヤルの色など細かいところが違うが、基本的には同じである。外見からわかる違いは、レンズ脇に小さな穴が2カ所開いているところだ。

 ここに3Dレンズ側にある突起がはまることになる。3Dレンズをはめ込むと、内部設定が自動的に3Dモードに変わる。どうやらレンズ側に仕込まれた磁石で、レンズの接近を感知しているようだ。今回も短いレンズフードが付いているが、これと3Dレンズは併用できない。

 1080/60pが撮影できる点も、以前と同じである。1080/60pのAVCHDへの正式な規格化は難航しているのか、今回もAVCHD規格ではなく、独自規格モードとして搭載されている。

レンズの両脇に3Dレンズを固定する穴がある1080/60pモードはやはり独立ボタンのまま

 撮像素子は新開発だというが、スペック的には変わっていない。1/4.1型3CMOSで、総画素数は915万(305万画素×3)。有効画素は動画が759万(253万画素×3 アスペクト比16:9)、静止画が789万画素(263万画素×3 アスペクト比3:2)となる。

 画質モードも以前と同じで、AVCHD規格としての最高画質は約17Mbpsとなっている。ソニー、キャノン、JVCが早々にAVCHD規格の最高ビットレートである24Mbps化を果たしているわけだが、とうとうこれに対応していないのはパナソニックだけとなった。1080/60pが標準化されればそのモードが最高画質となるわけだが、1080iが17Mbpsで次が1080/60pの28Mbpsでは、間が飛びすぎているように思う。

 画像処理としては、新しい低照度NRを搭載した。これにより前モデルTM700に比べると、暗所でのノイズレベルを40%低減するという。

コンバージョンレンズとして装着する3Dレンズ、VW-CLT1
 では3Dレンズ、VW-CLT1を見てみよう。サイズとしてはカメラボディの4/5ぐらいの体積で、業務用3Dカメラに比べれば相当に小さいのだが、いかんせんカメラのほうが小さいのでこれを合体するとかなりのサイズになるように見える。というか、すごく長いカメラに見える。

 内部的には2つの光学系を備えたコンバージョンレンズである。左右のレンズ間は公表されていないが、前方の穴をノギスで実測すると11.5mmである。前も後ろもカバーガラスで覆われており、内部の機構をガードしている。

レンズ前面。2つの光学系が見えるレンズ背面。こちらもカバーガラスで覆われている

レンズ上部には光軸調整用のダイヤル
 レンズ上部には3つの調整用ダイヤルがあり、これで左右の光学系のキャリブレーションを行なう。レンズを装着すると、自動的に調整ウィザードが立ち上がり、それにしたがって調整を行なう。

 3Dレンズのカバーには調整用のゲージがはめ込まれており、外光を透かしてこのゲージが見えるようになっている。これを見ながら、上記のウィザードで調整していくわけだ。よく練られたアイデアである。


レンズキャップ内側にはめ込まれた調整用ゲージこの状態で光軸調整を行なう

■ 撮影中がもどかしい3D撮影

 やはり一番興味があるのは3D撮影だろう。スペック云々はほどほどにして、さっそく撮影である。このレンズを装着すると、まず調整用のウィザードが表示される。調整は、必要があるかの判断も含めると4ステップで行なう。

手順表示
1調整が必要かどうかを判断
2ダイヤル1で左右を調整
3ダイヤル2で右の高さを調整
4レンズキャップを外し、実際の絵で左の高さを調整

3D映像は左右ハーフのサイドバイサイド方式で記録される
 3Dの撮影では、いくつかの機能が制限される。まず一つは、ズームが固定され、35mm換算で58mmに固定される。また開放F値は3.2だそうである。もとのレンズそのものは開放でF1.5~F2.8なので、だいたい2絞りぐらい暗くなる計算である。

 記録される映像は、右と左の映像がそれぞれスクイーズ状態で1枚に配置される、サイドバイサイド方式となる。本機は1080/60p記録が売りの一つだが、3D撮影モードでは1080/60pは使えない。自動的に設定解除され、通常のAVCHD規格での記録となる。したがって最高画質は1080/60iの17Mbpsとなる。そうなるとやはり24Mbpsモードを搭載していないのが惜しまれる。



【3D画質サンプル】
モードビットレート解像度記録時間(96GB)サンプル
HA17Mbps1,920×1,080/60i約12時間40分
00055.mts
(22.9MB)
HG13Mbps約16時間30分
00056.mts
(19.4MB)
HX9Mbps約25時間20分
00057.mts
(17.2MB)
HE6Mbps約41時間10分
00058.mts
(10.8MB)

 レンズは特にアナモルフィックではないようなので、撮像素子へは左右の映像がそれぞれ約1/4程度縮小された状態で投影されるということだろう。それを超解像技術を用いて縦方向に引き延ばし、サイドバイサイド画面を構築するという作りのようだ。

 本機には3Dの表示機能がないので、撮影中は片側(左目)だけがモニタに表示される。昔のフィルムカメラは標準レンズがだいたい50mmぐらいだったものだが、実際に撮影してみるとやはり今どきのカメラとしては、画角が狭く感じる。また上下左右もフルHDよりはいくぶん狭くなり、液晶画面から一段小さく画面が表示される。キャプチャして片側のピクセル数を測ったところ、828×980ピクセルであった。横が2倍になったとしても、1,656×980ピクセルとなる。

 さらに機能制限としては、おとくいのおまかせiAが使えない。そのほか、3Dモードでは操作できないものをメニューから拾っていくと、次のようになる。

  • シーンモード
  • ズームモード
  • デジタルシネマ
  • リレー記録
  • 個人認証
  • 名前表示
  • 顔検出枠表示
  • ハイブリッドO.I.S.
  • 撮影ガイドライン
  • コントラスト視覚補正
  • 美肌モード
  • テレマクロ
  • カラーナイトビュー
  • デジタルシネマカメラ
  • 撮影アシスト
  • 画質調整
  • MFアシスト
  • 輝度表示
  • ヒストグラム表示
  • マニュアルフォーカス
  • マニュアルシャッタースピード
  • マニュアルアイリス
  • 笑顔オートシャッター
  • 静止画撮影

 ある意味フルオートでしか撮れないカメラになるということである。機能的に無理なものもあるだろうが、ユーザーの煩雑さを避けるために使えなくしている機能もありそうだ。個人的には水平は確認したいので、撮影ガイドラインぐらいは表示して欲しかったところだ。

 レンズの着脱に関しては、ちょっとはめ込みにくいと感じた。左右に爪があるので、そこにきっちりはまれば問題ないのだが、カメラが三脚に固定されている場合になかなか入れられないことがあった。レンズとボディにガイドとなるラインでも引いてあると、もっとスムーズに入るだろう。またねじ込み式なので、付け外しにはちょっと時間がかかる。

 レンズをはめ込むたびに毎回設定ウィザードが起動するが、最初の画面でガイド表示が合っていれば、特に設定し直す必要はないようだ。今回は2Dでも撮影しているため、相当な回数付け外ししたが、調整がずれるようなことは無かった。ただ3Dでどうなっているかは現場では確認できないので、撮れているという前提で撮影するしかないのが現状である。

 今回は手ぶれ補正も新しくなっている。先に発売されたHDC-TM35からすでに搭載されているが、昨今のトレンドに則って、光学式+電子式の「ハイブリッド手ぶれ補正」を搭載した。さらに押したときだけ手ブレ補正が強化される「光学式手ブレロック機能」を搭載した。

 2Dによる手持ちで比較してみたが、ハイブリッド手ぶれ補正は先行するソニーとほぼ同等の機能を持ったようだ。光学式手ブレロック機能に関しては、先行するキヤノンは強烈に利きが強いが、パナソニックのは自然な感じがする。

【手ぶれ補正サンプル】

stab.mpg(126MB)

stab2.mpg(63.8MB)
順に手ぶれ補正なし、光学手ぶれ補正のみ、ハイブリッド手ぶれ補正、光学式手ブレロック歩きの補正もなかなか上手い
編集部注:動画はCanopus HQ Codecで編集後、MPEG-2の50Mbpsで出力したファイルです。編集部では掲載した動画の再生の保証はいたしかねます。また、再生環境についての個別のご質問にはお答えいたしかねますのでご了承下さい。

■ 画質的にはもう一歩だが……

 AVCHD方式でサイドバイサイドの3D方式というのはこれまで存在しなかったので、視聴環境もある程度限られる。一番確実なのは、このフォーマットに対応したテレビで再生する方法である。今回は3Dビエラのうち、最小の42インチ「TH-P42VT2」をお借りして再生した。

3Dで撮影したクリップはサムネイル上にもマークが表示される

 本機再生側モニタでは、3Dで撮影されたクリップには3Dの表示が出る。この組み合わせでは特に設定らしい設定もなく、本機をビエラにHDMIで接続したのち、再生するだけである。記事中ではまだ3Dの映像が見られる方は少ないと思うので、静止画の切り出し画像は、左目の画像を横方向に2倍に引き伸ばしている。したがって静止画上では厳密な画質評価にはならないことをあらかじめお断わりしておく。

 2Dでも3Dでも、発色の傾向などは変わらないが、3Dでの映像視聴はアクティブシャッター方式のメガネをかけるため、光量が落ちる。したがってどうしても発色の面では、2Dに比較すると鈍い感じになってしまう。その補正はある程度テレビ側で救ってやる必要があるわけだが、そこはまだこれからのようだ。

カニまでの距離は40cmぐらいだが、立体空間としては破綻していない(3D撮影)
 3Dの立体感に関しては、左右のセパレーションが狭い割りには、きちんと立体感が出ている。もっとも自然に見えるのは1.2m~4mということだそうだが、近距離に関してはもう少し近くても破綻せず、立体になるようだ。遠景に関しては、背景が空や雲のような輪郭のないものだと立体感はかなり薄まる。

 立体感の要素として重要なのは、被写界深度である。2Dの世界では被写界深度が浅い映像が立体感があるとして人気だが、本物の立体撮影を行なう3Dでは逆に、被写界深度を深くして、手前も奥もフォーカスが合っているほうがわかりやすい。つまりどこもフォーカスが合っていて、視点の移動は視聴者側に任せるほうが、よい3D映像となる。

 これは視聴者の自由とという点も重要だが、背景がぼけていると立体としてみる奥側の対象が無くなってしまうので、立体として見えにくいということである。そのあたりのノウハウは、このレンズシステムではよくクリアできている。


3D撮影では被写界深度が深い方が好ましい(3D撮影)同じ場所で2Dで撮影

手の部分に大きな収差がある
 発色が鈍いことも気になるのだが、逆光時のレンズ収差は気になるところだ。2Dでは感じなかったので、3Dユニット内のレンズの特性なのだろう。全体的に3Dでの撮影ではおまかせiAが使えないこともあってか、2Dでの撮影よりもラティチュードが狭い感じがする。

 また発色の強い色に関しては、輪郭が白くクリップしてしまったり、クロマが輪郭から飛び出してしまう現象がきになるところだ。これは2Dでも起こるので、新しい撮像素子と輪郭補正の相性があまり良くないのかもしれない。

 画質に関しては、いくら超解像を使うとはいっても小さく撮像したものを引き延ばすので、拡大による画質劣化を感じのは確かだ。3Dになることで多少はごまかされる部分がなきにしもあらずだが、ユーザーの目が肥えてくると、今後は不満要因となり得るだろう。


花の輪郭に白いアウトラインが付いているクロマが花の輪郭から飛び出している

■ 撮ったはいいが……、どうする?

付属ソフトで3Dの編集が可能

 編集環境についても述べておこう。サイドバイサイド方式は、単に映像が2つに分かれている以外は普通の映像ファイルなので、一般の編集ソフトでも編集は可能だ。ただ3Dの状態で見ることができないほか、片方だけの映像を引き延ばして通常の画角で見ることもできないので、何がどう映っているかを確認する事が難しい。

 TM750に付属の編集・ライティングソフト「HD Writer AE 2.6T」では、通常のAVCHDとともに、動機で撮影した3D映像の編集にも対応している。これも作業中に3Dで見えるわけではないが、片方の映像を適切なアスペクトに変換してモニタ表示してくれるので、内容は確認できる。


範囲指定による2カ所の部分削除で、必要部分だけを残す
 編集方法はストーリーボード方式で、各クリップはスマートレンダリングによる部分削除を行なうことができる。部分削除は削除部分を指定するわけだが、複数箇所の削除に対応しているので、両端を削除して必要箇所だけ残すという編集も可能だ。ただ指定箇所が無駄に2倍になるのが難点である。

 編集した結果は、それ自体をプロジェクトとして保存する事ができず、ウィザードに沿って映像ファイルに書き出してしまったら終わりである。後で手直ししたいとか、途中で作業をやめてセーブするといったことができず、最初からやり直しになる。本当に簡易的に編集するぶんには役に立つが、構想を練るような編集には対応できない。


Roxio Creator 2011でも編集可能

 もちろんプロの世界ではすでにいろいろな編集ツールがあるが、コンシューマで買えるような金額ではないので除外するとして、現時点でほぼ唯一の選択肢となるのは、「Roxio Creator 2011」になるようだ。AVCHDも編集でき、パナソニックのサイドバイサイド方式にも対応している。ただRoxio Creator内ではサイドバイサイドではなく「ハーフワイド 左/右」というフォーマットになる。このあたりの用語統一も、これからの課題であろう。

 今回の3Dサンプルは画質よりも再生互換性を重視し、Roxio Creator 2011を使ってRealD方式のMPEG-2ファイルを作成した。オリジナルファイルの再生互換に関しては、画質モードのサンプルでテストしていただきたい。また今回は2Dの画質に関しては特に言及はしていないが、いつものように編集サンプルを上げておくので、気になる方はご覧いただきたい。


【2D動画サンプル】

sample.mpg(372MB)

room.mpg(113MB)
屋外サンプル室内サンプル
編集部注:動画はCanopus HQ Codecで編集後、MPEG-2の50Mbpsで出力したファイルです。編集部では掲載した動画の再生の保証はいたしかねます。また、再生環境についての個別のご質問にはお答えいたしかねますのでご了承下さい。

【3D動画サンプル】

sample3d.mpg(220MB)

room3d.mpg(43MB)
屋外サンプル室内サンプル
編集部注:動画はRoxio Creator 2011を使って、RealD方式のMPEG-2 22Mbpsで出力しています。編集部では掲載した動画の再生の保証はいたしかねます。また、再生環境についての個別のご質問にはお答えいたしかねますのでご了承下さい。

 PCでの再生環境としては、NVIDIA 3D VISIONがリーズナブルな選択肢である。これはアクティブシャッター方式のメガネとタイミング用の赤外線トランスミッタ、グラフィックスドライバのセットで、既存のNVIDA GPUを搭載したグラフィックスカードに3D用ドライバを追加して使用する。あとはこの方式に対応したPC用液晶モニターが必要だ。

 3D動画の再生ソフト「NVIDIA Stereoscopic 3D Video Player」も付属しており、TM750で撮影したサイドバイサイドの映像も、再生可能なフォーマット、例えばAVIやMP4などに変換すれば3Dで再生可能だ。


■ 総論

 TM750は、2Dカメラとしての進化点はあまりないが、その開発期間のほとんどを費やしたと思われる3D撮影機能が光る。撮影にはいろいろ制限が出るものの、コンシューマのカメラで、しかもコンバージョンレンズだけで3D撮影を可能にしたことが画期的だ。実際に編集したものを3Dで見てみると、画角が固定されているからこそ編集しても視点移動に無理がない。このあたりはアウトプットまで考えて、現時点でぎりぎりのバランスを模索した結果なのであろう。

 発色や画質に関してはこれからの課題も多いが、こまけぇこたぁいいんだよ!的な勢いで一線を乗り越えてしまった感じだ。前作の1080/60p録画、今回の3D、そして業務用だがマイクロフォーサーズのカムコーダ発表と、最近のパナソニックのカメラはまさに掟破りの進化を続けている。

 一方編集や再生環境としては、自社製品内に囲い込んでしまえば話は別だが、まだまだ3Dのフォーマット自体、コーデックと3D記録方式、さらには表示方式との組み合わせが、各社ともバラバラである。競争原理が働くことはいいことかもしれないが、消費者としてはもっとも混乱する時期である。

 だがこういう時期が一番面白いのもまた、事実である。方式が落ち着いてから、と考えるのもいいが、いち早く3Dの世界に飛び込んで一緒に荒波にもまれてみるのもまた一つの楽しみ方だ。先日の富士フィルム「FinePix REAL 3D W3」や今回のTM750のような製品がどんどん市場に出てくるというのが、UGC(user-generated content)時代を象徴する動きと言えるのかもしれない。

(2010年 9月 15日)

= 小寺信良 = テレビ番組、CM、プロモーションビデオのテクニカルディレクターとして10数年のキャリアを持ち、「ややこしい話を簡単に、簡単な話をそのままに」をモットーに、ビデオ・オーディオとコンピュータのフィールドで幅広く執筆を行なう。性格は温厚かつ粘着質で、日常会話では主にボケ役。

[Reported by 小寺信良]