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第221回: ついに登場! ダブル地デジ録画 日立「DV-DH500W」
~ デジタル放送時代へ向けて本格的な第一歩 ~



■ もう出たダブル地デジ録画

 ハイブリッドレコーダ市場から見ると、日立はどうも波に乗り遅れているというか、今ひとつ市場動向を掴めていない感じがあった。だが逆にそれが良かったのか、2004年5月に本格市場参入として発売した「Wooo MS-DSシリーズ」では、他社には見られないユニークな仕様がなかなか面白かった。

 そしてこの9月から10月にかけて発売されるWoooシリーズ、ここから日立の本領発揮と言っていい。今回の目玉はなんと言っても世界初、「ハイビジョンダブル録画」である。「ザ・ダブル地デジ」というキャッチフレーズだそうだが、BSデジタルも110度CSデジタルも全部組み合わせてダブルで撮れる。

 いずれこういう製品が出てくるのは予想されたことだが、それは今年12月のデジタル地上波放送エリア拡大を待ってからだと思っていた。それがもうこの9月、10月の段階で発売ということで、日立としてはいち早く立ち位置を確保したいということだろう。

 ではさっそく、ハイビジョンダブル録画の威力を試してみよう。



■ スリムブラックが美しいボディ

 今回発売されるWoooシリーズは、HDD容量の違う4モデル。最上位のDV-DH1000Wのみ10月発売で、あとはみな9月末発売となっている。今回は500GB搭載の「DV-DH500W」(以下DH500W)をお借りしている。

HDD容量と機能差
モデル HDD容量 HDMI i.LINK USB GRT 店頭予想価格
DV-DH1000W 1TB 約23万円
DV-DH500W 500GB × 約17万円
DV-DH250W 250GB × × 約15万円
DV-DH160W 160GB × × × × 約13万円

 全モデルデザインは共通で、スリムボディにブラックパネルと、精悍なルックス。上下に配置されたメタリックなラインは、金属素材ではなく、樹脂にアルミ蒸着塗装を施したものだという。

 ボタン類は小型四角形で統一され、同じく蒸着塗装でメタリックな質感を持つ。だが奥にカラーLEDが仕込まれており、メタル塗装越しに光るようになっている。またDVDドライブ上部にもブルーのLEDが仕込まれており、メディアをイジェクトしたときに盤面を照らすようになっている。デザイン的にもシンプルながら高度なバランスで、しかも全ラインナップ共通というあたり、なかなか気合いの入ったシリーズと言えるだろう。

薄さ69mmとレコーダ最薄ではないが、デザインの上手さが光る シルバーのボタンの後ろにLEDが仕込まれており、パール調に輝く

 HDDは当然日立GST製で、500GBのものを搭載。DVDドライブも日立LGDS製で、DVD-RAM 5倍速、DVD-R 16倍速、DVD-RW 6倍速記録となっている。日立LGDSといえば、-R系と+R系が同時に扱えるスーパーマルチドライブの元祖なわけだが、本機搭載ドライブもDVD+R/RWの再生に対応している。ただ、デジタル放送対応機ということで、DVD-R CPRMメディアには対応しているが、二層メディアには対応していないのが残念なところだ。

 中央のディスプレイ部はFL管で、輝度を押さえ、文字サイズも上品。左側下部には外部入力端子とリセットボタン、右側にはB-CASカードとSDカードスロット、USBポートがある。USBポートは、デジカメやメモリーカードリーダを接続するほか、キーワード入力などのときにUSBキーボードを接続することができる。

DVD-RAMはケース付きには対応しない 左側には外部入力端子とリセットボタン 右側にはB-CASカード、SDカードスロット、USBポート

 背面に回ってみよう。注目のチューナは、やはり日立グループである日立メディアエレクトロニクス製で、1機でアナログも含めてデジタル全波受信が可能なタイプを2基搭載する。ただしMPEG-2エンコーダが1つしかないので、アナログ地上波の番組が録画できるのは、1系統だけだ。

アナログ入力を重視した端子群

 つまり、アナログのダブル録画はできないわけである。まあデジタル放送受信可能地域のユーザーにとっては、すでにアナログで録ること自体にあまり意味がないわけで、妥当なところだろう。

 端子としては、アナログUHF/VHF/地上デジタル用端子と、BS/CS用端子の2系統。アナログ波とデジタル波は内部で分配されているようだ。ちなみにMPEG-2エンコーダも、同じく日立グループであるルネサステクノロジ製。同社はパイオニアのレコーダに搭載されたレコーダエンジンの共同開発社として知られている。

十字キー回りがコテコテしたリモコン

 アナログAV入力は背面に2系統、前面に1系統。一方出力は、アナログAV1系統、D端子+オーディオが1系統と少なめ。デジタル出力はHDMI出力1系統と、オーディオの光デジタルが1系統ある。またi.LINK端子は2系統備えている。

 続いてリモコンを見てみよう。本体のシックなイメージとは打って変わって、こちらはものすごいコテコテ感である。特に十字キー回りに配置されたジョグダイヤルと、さらにそれをかこむ8つのボタンという設計。

 確かに見た目はコテコテだが、ほとんどの機能はこの円形部分ですべてこなすことができるため、操作としては非常にわかりやすい。



■ ソツのない予約システム

 ではさっそく、予約録画まわりから見ていこう。あらかじめお断わりしておくが、本機では地上デジタルダブル録画可能であるもの、筆者宅で導入しているCATVが地上デジタルのパススルー伝送に対応していないため、BSデジタルを中心にお話しさせていただく。この状況はおそらく、地デジ放送エリアが拡大する今年12月あたりまで続くと思われる。ご了承いただきたい。

選んだ番組が拡大表示される番組表画面

 予約録画のための番組表は、横5局、縦3時間分が表示される。選んだ番組が拡大表示されるが、番組表自体のズーム機能などはない。青ボタンで地上波、BS、CSの切り替え、赤ボタンでBSラジオ、BSデータなどのサービスに切り替わる。

 本機はダブル録画ということで、内部的にはレコーダ1、レコーダ2という2つのレコーダがある。そして予約時には、デジタル放送録画メインという今までにないスタイルであることを、まず理解しなければならない。どういうことかと言えば、MPEG-2 TSで録画するというのが大前提なのである。


予約設定画面。3番組目の重複時に近接予約の確認などはできない

 予約の仕方は、番組表から番組をクリックすると予約設定画面に行くというスタイル。デフォルトではレコーダ1となっているが、時間帯がダブっている番組予約では、自動的にレコーダ2が最初から選択されている。ただし、時間帯がダブった3つめの番組予約では、単に「予約時間が重なっています」というつれない表示が出るだけで、既存予約の解除といった調整は、いったん番組表を抜けて予約一覧で行なう。

 また毎週予約や時間変更なども予約設定画面ではできず、予約一覧に移動して修正しなければならないというのは面倒だ。

 ジャンル別といった番組検索は、番組表画面からは利用できない。リモコンの「べんり」ボタンを押すと、便利機能をまとめた3ページに渡るメニューが表示される。この中の「かんたん検索」というところから利用するのである。

新しく登場したべんりメニュー ジャンルやキーワードで検索する「簡単検索」機能

 番組検索画面には、あらかじめ「映画」、「ドラマ」などの4ジャンルが仕込まれているが、この検索条件はユーザーが自由にカスタマイズできる。「マイ番組1」、「マイ番組2」と合わせて、合計6ジャンルが設定できるわけだ。

 検索条件をカスタマイズしてみよう。まず検索条件として、番組表から提供されているメインジャンルやサブジャンルを選択する方法と、独自のキーワードを設定する方法がある。ジャンル/キーワードは7つまで設定できるので、2つの指定方法を組み合わせてAND、ORの指定を行なうこともできる。

 「キーワード設定」画面では、今見ている番組の情報を元に、キーワードを作ることができる。自分で文字を入力するのが面倒だったり、番組名ずばりをキーワードにしたいときには、便利な機能だ。自分でキーワードを入力するには、画面の50音表から文字を拾っていく方法、外部キーボードを使う方法、リモコンの12キーを使う方法の3種類が選択できる。

視聴中の番組情報からキーワードを作成できる キーワードを自分で入力することもできる

 検索範囲が指定できる点はいい。放送の種別、サービス、検索する期間などが指定できる。欲を言えば、有料放送の指定もできると良かった。例えばWOWOWやスターチャンネルは契約していない、という方も多いだろう。このとき、契約していない局の番組タイトルが大量に見つかっても、邪魔になるだけなのである。

 もう一つ、日立のお家芸とも言える「ミルカモ予約」を見てみよう。これは、実際にどんな番組を放送しているかに関与せず、ある曜日と時間帯ではこの局の番組を録画する、という指定方法だ。例えば夜9時には必ずNHKニュースを録るとか、見ないかもしれないけど一応押さえとくみたいな使い方ができる。ただし「ミルカモ予約」はレコーダ1しか指定できないので、うまくやりくりを考える必要がある。

検索範囲も設定可能 曜日、時間帯、放送局の指定だけで予約できる「ミルカモ予約」



■ 大量録画時代の再生機能

 先ほども述べたが、本機にはMPEG-2エンコーダが1つしかなく、レコーダ1にのみ使えるようになっている。これの意味するところは、アナログ放送がレコーダ1でしか録れないということだけでなく、デジタル放送の画質を落としてMPEG-2にエンコードしながら録画するというのもレコーダ1でしかできない。レコーダ2は、MPEG-2 TSでしか録れないのである。したがって、HDD容量の消費は今までのレコーダから想像している以上に激しいということを、覚悟しておいた方がいい。

 ダブルチューナであれば、録画した番組もおそらく膨大なものになるだろう。「ディスクナビゲーション」画面では時系列に番組が並ぶが、同時間帯で録っている可能性も高いので、わかりにくい。

 録画後の番組を探すには、「ワケ録」機能を使うほうが便利だ。これは録画した番組を、「番組名」、「ジャンル」、「ユーザー」、「チャンネル」「視聴状況」の5つのカテゴリに分けて表示する機能である。

番組が時系列で並ぶ「ディスクナビゲーション」画面 録った番組を多彩な視点で分類できる「ワケ録」機能

 「ユーザー」は、番組予約時に8人のユーザーごとにフォルダ分けする機能だ。家族でレコーダを共有する場合には便利だろう。デフォルトでは「ユーザー1」「ユーザー2」…となっているが、フォルダ名はユーザー画面から変更できる。「視聴状況」は、未視聴と視聴済という分け方だ。

 再生機能では、いくつかのユニークな機能がある。「とばし観」機能は、自動的にCMを飛ばして再生してくれる機能だ。おそらく録画時に、CM部分にチャプタを打ってスキップするという仕組みだろう。ただしこの機能はレコーダ1で録画したものに限るという制限がある。しかしなかなかそこまで計算して予約はできないので、できれば両レコーダで使えるようにして欲しかった。

削除した番組は、いったんゴミ箱に入る

 前モデルと言ってもいいのか、同社の「MS-DSシリーズ」で面白かったのが、番組削除のUNDOができたことである。今回はさらにこの機能が強化され、パソコンと同じように「ゴミ箱」が付いた。削除した番組も、ごみ箱に残っているうちは元に戻すことができる。またファイルを1つずつ捨てるのではなく、番組名などのフォルダを一括で捨てられるなど、パソコンを使い慣れている人には便利な使い勝手だ。

 逆にパソコンライクであるがゆえに、本当にHDD上から消去してしまいたい番組は、いったんゴミ箱内へ移動して消去しなければならないので、手間が増えたという見方もできる。このあたりは、ユーザーのタイプによって評価の分かれるところだろう。



■ コピーワンスの呪縛が厳しいダビング機能

 編集機能を見ていこう。HD解像度のMPEG-2 TSの編集は、どのレコーダでもまだこなれていない感じがあるわけだが、本機の場合も再生や停止のレスポンスは速いものの、ジョグやコマ送りといった細かい動きの応答が今ひとつ重たい。またチャプタポイントにしても、フレーム単位で指定できるわけではなく、カットの切れ目でチャプタを打ったつもりでも、自動的にGOPの切れ目まで移動してチャプタが作成されるなど、かつてのDVDレコーダの黎明期を彷彿とさせるものがある。

チャプタごとにスキップ設定できる

 ユニークなのは、チャプタを作成したときに、その範囲をスキップするという指定ができることだ。これは再生時にその範囲がスキップされるだけでなく、レート変換ダビング時にもその部分はダビングされない。そう言う意味では、わざわざダビング時にチャプタを選択する手間が省けて、楽なシステムだ。

 デジタル放送がメインと言うことは、ほとんどの録画番組がコピーワンスであるということを意味する。そうなると、DVDへのダビングとはいいつつも、ムーブしかできないわけだ。またTSで録画しても保存メディアはDVDしかないので、いったんTSで録画したものをレート変換ダビングするか、最初からDVD程度の解像度とビットレートで録るかという選択になる。レコーダ1にはMPEGエンコーダが接続されているので、従来のレコーダ同様、デジタル放送を解像度を落として録画する機能がある。

DV-DH500W録画サンプル
画質モード HDD録画時間 DVD録画時間 サンプル
DNR OFF
XP 約110時間 約1時間
ezsm01.mpg(22.9MB)
SP 約220時間 約2時間
ezsm02.mpg(14.5MB)
LP 約440時間 約4時間
ezsm03.mpg(7.3MB)
EP(6H) 約690時間 約6時間
ezsm04.mpg(5.4MB)
EP(8H) 約850時間 約8時間
ezsm05.mpg(3.7MB)
編集部注:DVカメラ「FV500 KIT」で再生したCREATIVECAST Professionalの映像をAV変調機「VMD3M」でRF信号に変換し、録画した。(c)CREATIVECAST Professional

MPEG-2の再生環境はビデオカードや、ドライバ、OS、再生ソフトによって異なるため、掲載した動画の再生の保証はいたしかねます。また、編集部では再生環境についての個別のご質問にはお答えいたしかねますのでご了承下さい。

TSXモードはDVDに高速ダビング可能。だが1時間を超えると意味がない

 またこれ以外に、TS録画と同時にXPモードでも録るというTSXというモードがある。HDDから見るときはHD高画質で、DVDにダビングするときはレート変換を待たずに高速ダビングができる、というわけだ。ただXPモードはDVDに1時間しか入らないので、実質1時間番組でしか使えない。できればTSX録画時に、同録するSD側のモードもユーザーに指定させて欲しかった。

 TSXモードというアプローチは面白いのだが、不可解な点も多い。例えばチャプタでスキップ指定していても、同録されたXPモードをDVDにダビングした場合は、スキップ設定を無視して番組丸ごとムーブとなる。

 まあ仕組み上それはしょうがないとしても、あくまでもムーブということで、HDDからはXPの映像だけでなく、TSで録画した映像も残らず消えてしまう。実は番組が2ファイルに分かれていても、コピーワンスのルールではチューナ単位で1番組と見なすというルールがあるので、一緒に消すしかないということだそうである。このあたりは日立が云々というよりも、コピーワンスというルール自体がどうも釈然としない。



■ 総論

 今までアナログ放送対応レコーダではちょっと波に乗り切れなかった日立だが、デジタル放送メインということでまた1つフェーズが違うようだ。HDD、DVDドライブ、チューナ、制御LSI、DVDメディアなど、レコーダに必要なものほとんどを日立グループ内で調達できるというのは、これからの機能競争、価格競争の面でかなり大きなアドバンテージとなるだろう。

 ただやはり同社はDVDレコーダ自体が後発ということもあって、もう一歩ユーザビリティの面で詰めが甘いように思う。例えば予約時間の修正が予約時にできなかったり、録画実行中にはDVDのフォーマットや「かんたん検索」が使えないという点は、気になるところだ。

 またいろいろな機能をレコーダ1に詰め込みすぎており、機能的なバランスが偏っている。特にレート変換ダビング中はレコーダ1のエンコーダを使用するため、レコーダ1で予約した番組録画が実行されない。レート変換ダビング開始時に警告が出るとはいえ、予約時にはまずデフォルトでレコーダ1に設定されているわけで、その辺は仕様としてイタイ。

やりたいことから機能が探せる「おしえて」メニュー

 だが工夫点もある。リモコンにある「おしえて」ボタンを押すと、やりたいこと別に機能を選べるなど、メニュー構成を暗記したくない人でも、一通りの操作には困らないように作られている点は、評価できる。

 しかしこうして実際にデジタル放送中心のレコーダを触ってみてつくづく思うのは、やっぱりコピーワンスって不便、ということに尽きる。特にダビングのことを考えると、アナログ放送時代の自由度がウソのようだ。

 もちろんHD画質で残すことを考えれば、次世代DVDレコーダを待つしかない。だがそんな中、今回のWoooシリーズは、「見たら消す派」の人にとっては自由度が高く、待ちに待った存在と言えるだろう。


□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2005/08/0824.html
□製品情報
http://av.hitachi.co.jp/deck/product/dvdh1000w/index.html
□関連記事
【8月24日】日立、デジタルWチューナ/HDMI搭載のハイビジョンレコーダ
-最上位モデルは1TB HDD。世界初の「ダブル地デジ」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050824/hitachi.htm
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-一括部分消去機能を追加。2 in 1レコーダも
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【2004年11月25日】高速ダビング対応の400GBハイビジョンレコーダ
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【2004年5月26日】【EZ】日立の本気ハイブリッドレコーダ「MS-DS250」
~ ユニークとオーソドックスが同居する新感覚マシン ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040526/zooma155.htm

(2005年9月21日)


= 小寺信良 =  テレビ番組、CM、プロモーションビデオのテクニカルディレクターとして10数年のキャリアを持ち、「ややこしい話を簡単に、簡単な話をそのままに」をモットーに、ビデオ・オーディオとコンピュータのフィールドで幅広く執筆を行なう。性格は温厚かつ粘着質で、日常会話では主にボケ役。

[Reported by 小寺信良]



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