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HMDではなく「メディアポート」
“ながら見”の新感覚。ニコンが「UP」を作った理由


 2008年ももうすぐ終了。本連載も2008年掲載分はこの記事が最後となる。毎年「こんなものが出てくるとは!」という驚きのある商品はあるが、2008年、個人的な最大の驚きは、ニコンが「UP」というビジネスを始めると発表したことだ。

ニコン映像カンパニー マーケティング本部 第一マーケティング部 主幹の加藤茂氏

 小型のディスプレイを目の前に置くという、いわゆる「HMD」(ヘッドマウントディスプレイ)を使った商品だが、まさかニコン自身が、「ビジネス」として参入するとは、まったく予想していなかった。なにしろ、HMDは'80年代あたりから失敗続きの、コンピュータとディスプレイ業界にとっての「鬼門」であったからだ。

 そこになぜ、光学機器メーカーのニコンが参入することになったか? 非常に大きな疑問を感じていた。すでに、本誌の小寺氏のレビューを含め、いくつかの製品試用記事は出ているが、「なぜニコンが?」という疑問は残っていた。

 今回は、UPの商品企画・ビジネス立案を担当する、ニコン映像カンパニー マーケティング本部 第一マーケティング部 主幹の加藤茂氏に、その理由を聞いた。

 また、UPについても、発売にあわせ、ネットワーク機能を搭載したモデルの試用が可能になったため、その点に注目したレビューを行なっている。ネットワーク機能が使えるようになったことで、ようやく、ニコンがUPで狙う「立ち位置」が明確になってくる。


UPの映像視聴モード「オーバーラップ・ポジション」 ミュージック・ポジション


■ ニコンがUPを作るのは「意外ではない」。ホールド感・画質は「デジカメ譲り」

 ニコンがなぜUPのような製品を作ったのか? 加藤氏は、「私の中では普通に“ニコンだから”という印象。社内でも“意外”という声は少なかった」と語る。

 「デジタルカメラは、もっとも古典的なモバイル機器だと思っています。エレクトロニクスの会社ではないので、これまでは音楽プレーヤーなどを手がけてはきませんでしたが。それに、弊社はメガネも作っています。あれはあれで、究極のモバイル機器ですよね。そういった要素をあわせ、持ち物として長くつかえる質感のものを作ろう、ということも考えました」。

 確かに、UPの質感は、ニコンのデジカメに似たマットな感覚となっている。高級感があり、持っていて満足感がある。

 「レンズがあって、画面が見えるわけですから、そこには光学機器のノウハウが生きてきます。特に、カメラのビューファインダーのことをわかっている、ということが効いてきます。ちゃんと見えるように動かせるようにするなど、様々な配慮が必要です。UPの光学設計については、ニコンの光学技術者が担当していますので、しっかり見えるようになっているはずです」

 筆者もこれまで、仕事・プライベートの両方で、HMDに類する様々な機器に触れている。それらの機器の問題点は、「そもそも見づらい」という点であった。解像度の低さや発色の悪さもあるのだが、それ以前に、目にしっかり映像が入る位置を「保持」するのが難しい、という印象を持っている。特に多いのが、重さなどの問題から、どんどん自分が「うつむき加減」になってしまうもの。自然な姿勢で見られるHMDというのは、意外と少ないのだ。

UPの画質は良好。しっかりピントがあって、視界に映像が入ってくれば、鮮明でクオリティの高い映像が楽しめる

 だがUPの場合には、そういったことが起きづらい印象である。オーバーヘッド型のヘッドホンに組み込まれている、というデザインであるためか、そもそもHMD部がずれてこない。ディスプレイを支えるアームの可動部が非常に堅牢に作られていて、メカ的な「遊び」の分を除くと、ずれたりぶれたりしない。HMDの存在を意識せず、自然な態勢で正面を向いていても、きちんと目に映像が入ってくる、という印象だ。

 画像についても、少々色は浅く、黒浮きを感じるが、解像度の不足を感じることはない。解像度は640×480ドットだが、モバイルでのコンテンツ視聴と考えれば、現状では十分といえる。

 他方、目にしっかりと映像が入ってくる位置を決めるまでには、ちょっと慣れが必要である。スイートスポットは意外と狭いので、最初はちょこちょこと調整を繰り返すことになる。のぞき込む感覚といい、視野の感じといい、まさに「アームで保持されたデジカメのビューファインダー」という印象だ。

 このあたりの機構は、かなりの試行錯誤が見受けられる部分であり、加藤氏のいう「ニコンらしさ」に通じているのかも知れない。

 他方で、加藤氏はこうも話す。「正直、HMDという言い方はあまり好きではないんですけどね」。



■ 「ディスプレイ」ではなく「メイン」機器。狙うのは頭に近いプラットフォーム

 ニコンは、UPを「ディスプレイ」と位置づけていない。メディアプレーヤー兼ネット端末が統合された「メディアポート」と命名している。

 「HMDとは、一番違うものだと思っています。HMDは“ディスプレイ”ですから、機能がディスプレイしかないわけですよね。別な言い方をすれば、HMDは他にプレーヤーがある、という前提になります。いってしまえば、ディスプレイは“部品”であり、メインではない。UPが目指すのはそういう存在ではない、と考えています」と、加藤氏は語る。

 ニコンの考える「HMD」と「メディアポート」の違いは次のようなものである。HMDはあくまでディスプレイであり、操作するメイン機器、コンテンツが蓄積される場所は別にある。それに対し、UPのようなメディアポートは、自身が音声・映像の再生機能・通信機能を備えた「メイン」な存在である、ということだろう。

 UPには、下位機種の「300」(59,800円)と、今回試用にも使った上位機種「300x」(69,800円)の2モデルがある。両者の間では、内蔵フラッシュメモリの容量が4GBと8GBであるという他に、他のAV機器を接続し、ディスプレイとして使う「AV-in」機能の有無がある。下位機種にこの機能が存在しないのは、主にコストダウンのためと思われるが、そもそもの発想として、「他の機器のディスプレイとして使う」ということはあまり想定していない機器なのである。

 では、なぜニコンはそこまで「独立した機器である」ということにこだわるのだろうか? 加藤氏はその理由こそが、「UPを企画した理由である」と話す。

 「元々我々の発想は、“人間とコンテンツがつきあう時間をもっと長くすべきだ”ということです。今の携帯電話は、音楽はすべてヘッドホンなどの“付属機器”から出ています。ケーブルをつないだりすると、その準備だけで時間がとられてしまい、結局時間をうまくつかえません。できるかぎりすぐにコンテンツを消費できる態勢になれることが理想です。携帯電話というのは良くできています。ディスプレイがあり、音声・通信のインプット・アウトプットがある。ですが、携帯電話は“ポケット”のプラットフォーム。ポケットにしまう、という点で限界があります。目や耳は頭にあるわけですから、次のプラットフォームは頭に付くべき。開発の過程で、感覚器の近くにある方がストレスが少ない、ということがわかってきました。“頭に付くプラットフォーム”なのですから、すべての機能を備えていなければいけない、と考えます」。

 そういった話を聞いた上で試用してみると、確かに「ケーブルでつながっていない」ことは、非常に大きな利点になる。頭にUPをつけてしまえば、あとは邪魔になるものはない。操作のために機器へ目を落とす必要もなく、体にケーブルがあたることもない。本当の意味で「つけたまま歩き回れる」HMDは、これまであまりなかった。そこにこそ、UPの存在価値がある。ニコンがいう「プラットフォーム性」とはこのことを指していると思われる。ながらで使うなら、両眼を覆ってしまうのは、安全性の面で厳しい。UPならば、ディスプレイ部をずらせば普通に外部が見られるため、楽に周囲を見渡せる。

 「使わないときは“しまう”のではなく、首にかけていただければいい。そうすれば、見たいときにいつでも見られますよね。隙間の時間を有効に使ってもらいたいんです。“つける”、“つなぐ”という行為そのものが無駄なんです」。そう加藤氏も笑う。



■ 無線LANの価値は「ストリーミング」にあり。WMVの「公式コンテンツ」も視聴可能

 とはいえ現実には、UPを使う場合には、その「理想」がうまく機能しているとはいいづらいところもある。

 最大の問題点は、「コンテンツをいかに用意するか」ということだ。UPにはメディアプレーヤー機能が搭載されているが、そこには当然コンテンツを転送せねばならない。映像を用意し、形式を変換して転送せねばならない、ということは、それだけで大きな労力を必要とする。ポータブルプレーヤーによる「日常的な映像の消費」が根付かない理由は、そこが根源的な理由だ。

UP内の映像一覧。最後に再生したファイルをすぐに呼び出せる。各ファイルについても、「最後停止した位置」を覚えているので、すぐに続きが見られる

 映像コーデックとしては、MPEG-1/2の他、WMV9に対応している。残念ながら、iPodやPSPなどで使われているMPEG-4やAVCには対応していない。この点は少々残念だ。Windows Media形式対応とはいっても、WMV9のみで、WMV8などは使えない。比較的厳密な判断がなされているらしく、エンコーダの種類によっては、うまく再生されないこともあった。

 他方、単純にWMV9に対応しているだけでなく、WM DRM10にも対応しているので、各種ダウンロードコンテンツが利用できる可能性がある、というのはメリットといえる。

 例えば、日本初の「デジタルコピー」対応BD/DVDである「ダークナイト」では、コーデックにWMV9、DRMにWindows DRM10が採用されている。そのため、映像をUPに転送し、楽しむことも可能であった。

 アメリカなどのデジタルコピーでは、WMVの他、iTunes Storeで使われている「FairPlay」を使った映像も配信されているのだが、日本のiTunes Storeでは映画/ドラマ配信が行なわれていない関係上、しばらくは「Windows DRM一辺倒」な状況が続くと見られるため、UPは貴重な「デジタルコピー対応機」といっていい。

 また、転送にはPCでWindows Media Playerを使うことになる。実際には、ドライバさえ入れてしまえば、PCからはストレージとしても認識されるので、ファイルのコピーでも問題ないようだ。ただし、Windows DRM対応コンテンツでは、Windows Media Playerの利用が必須となる。転送ケーブルは広く普及したUSBミニでなく、専用だ。このあたりもやはり残念なところではある。

 「コーデックの点については、要望は理解しています。アップデートでの対応については、断言は避けさせていただきます。DRMに対応したのは、映像配信に対応するためです。きちんとした著作権保護を行なうことを考えると、現状では最も現実的な解と考えます」。加藤氏は、コーデックなどの選択基準をそう説明する。


DRM対応コンテンツは、WMPを使って転送することになる。管理も簡単になるので、通常はこちらを使うのがお勧めだ ファイルを直接操作することも可能。エンコードしたデータをフォルダに直接入れてもOKだが、動作保証はされていない

□関連記事
【12月9日】BD/DVD「ダークナイト」の「動画ファイル特典」を試す
-PC/ポータブル用本編が取得可能。iPodは非対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081209/whv.htm

 ニコンでは、UPの発売にあわせ、映像配信サービス「UPLINK」を開始する。映像を自ら準備することなく、用意された番組を見るのならば、映像を準備する手間が省けるからである。

 UPLINKの映像配信は、PC上の専用ソフトでダウンロードしたものを転送するものと、無線LAN経由でUPで直接ストリーミング形式で受信するものの2系統に分かれる。前者は、実質的に映像ポットキャストといっていい。注目すべきは後者だろう。

UPの管理ソフト。映像配信のダウンロードや各種設定はここから行なう。容量なども、このソフト上で確認して管理するのが一番楽だろう ダウンロード形式の配信は、このソフト上で管理する。「毎週月曜」など、設定した間隔で自動ダウンロードし、転送することになる。ほぼ「公式に運営されるポットキャスト」と考えていい

 無線LANがきちんと接続できる環境にあれば、ストリーミングでもほとんどコマ落ちはない。ダウンロードとの画質差を感じることもほとんどないだろう。仮に、外でも自由にブロードバンド通信ができる環境が整ったとすれば、確かに便利だろう。

 UPは無線LANを搭載し、ウェブブラウザ(Windows CE系のインターネット・エクスプローラをベースとしたもの)も搭載されている。そのことから、「外でウェブをブラウズする」ことに注目している人もいるだろう。だが、使ってみると、ウェブ閲覧は「使えるが、不便」という程度で、これなら携帯電話の方がいい。文字入力が不自由なこともあり、UPだけで直接URLを入力し、自由にウェブを見る事はできない。PC上で設定した「ブックマーク」を参照する、という形で利用する。

UPでのウェブ閲覧画面。デフォルトのトップページには、各種ニュースサイトへのリンクが設定されている。自分で「ブックマーク」を作り、そこから好きなサイトへアクセスすることも可能。640×480ドットなので、表示画面はあまり広くない。カーソルの移動は本体側面のジョグダイヤルで行うため、少々大変だ

ブックマーク設定画面。基本的には、PC側のインターネット・エクスプローラに設定したブックマークから、必要なものをインポートする。フォルダによる階層化はできないので、最低限の量に抑えた方が無難だ 無線LANの設定も、基本的にPC側で。UPからの直接設定も可能だが、SSIDやWEP/WPAのパスワード入力が大変なので、あまりお勧めしない。各公衆無線LANサービスへのダイレクト接続も可能

 むしろ、無線LAN搭載やウェブブラウザを搭載した理由は、ストリーミング映像などを見るため、と考えた方がいいだろう。

 「自由にURLを入力してウェブを見てもらう、という形はあまり想定していません。むしろ、いつでも、自分が興味を持てる映像がある、というのが理想です。個人的には、(エンコードした映像よりも)ネット経由の映像を見る比率が高くなれば、と思っています。そうでなければ、UPLINKをビジネス化する意味がありません」と加藤氏は説明する。

 ただし、UPLINKに「見たいコンテンツがあるか」はまた別の話だ。テスト運用中、という事情もあるだろうが、コンテンツの量・質ともに満足できるものではない。

 その点はニコンも承知している。UPLINKと同時に、ユーザーが投稿する映像を視聴する「UPLAB」という共有サイトを開設、コンテンツ不足を解消しようと考えているという。

 だが率直にいって、現時点から「独自のサービス」を構築する意味があるのか、筆者には疑問だ。むしろ、YouTubeやニコニコ動画など、すでにある動画サービスをうまく利用できるようにし、その「チャンネル」などをかんたんに視聴できるようにした方がいいのではないか、と感じている。現時点では、UPでYouTubeなどを視聴することはできないが、そうなれば、より価値は高まるだろう。

 「UPLINKによるコンテンツ配信は、最終的に収益源とする、というお話もさせていただいています。しかし、それだけにこだわっているわけではありません。誰か、“自分に嗜好が近い”と思われている方が集めたコンテンツを見る、といった形で見られる機会を提供できれば、と思います」と加藤氏は話す。



■ 問題点はバッテリ持続時間? いままでにない「ながら」視聴感覚

 UPの最終試作機を借り、今回の記事のため、数日間使ってみた。少々恥ずかしいのを我慢して、電車の中でも使ってみている。

 率直にいって、UPはまだまだ発展途上の商品だ。特に気になったのはバッテリ持続時間。エネループに代表される、単三型の充電池が使えて交換が容易であるとはいうものの、映像を見ている場合、2時間弱でバッテリが切れる。

 具体的な例でいえば、前出の「ダークナイト」を最後まで見ることはできなかった。無線LANを併用すると、さらに短くなることが予想される。おそらく本質的に、「長い映像をじっくり見る」のではなく、「ちょっとした映像・情報をさっくり見る」ものだから、映画1本見られる必要はないのだろうが、それでも、もう少し長くないと使いづらい印象を受ける。

 それに、無線LANによる通信環境が整備されていない現状では、「ストリーミングをいつでも見る」わけにはいかない。UP内蔵の無線LANはアドホック通信に対応しておらず、イーモバイルなどのスマートフォンを使った「移動アクセスポイント」も使えない(インフラストラクチャモード対応のものならOK)ため、移動中に無線LANを使うのも難しい。

 となると、結局は転送した映像を見ることになり、それならば、使い慣れた機器からの映像を見る、くらいの方が実用的、と感じるのも事実である。

 現時点でのUPは「よくできたHMD」という印象がぬぐえず、ニコンがUPに込めた理想を実現するには、様々な環境が足りていない印象がある。ひょっとすると、本当は「よりよいHMD」を目指し、携帯電話などとワイヤレス接続できる時がブレイクするタイミングなのかも知れない。

 これまでのHMDは「映像に没入させる」機器であり、それゆえに「使うと妙に疲れる」感じがする機器でもあった。だがUPを数日使ってみると、片目で「ながらで見る」デバイスは、まったく違う感覚であることがわかった。

 特に自宅で、かぶりながら様々なことをし、ちょっと開いた時間に映像を「見る」という感覚は、自分でも意外なくらい「アリだな」と感じたくらいである。いまはまだ「変わった」商品であるUPだが、環境が整えば、びっくりするくらい短期間に受け入れられるのではないか……。そんな印象すらうける。

 実用性だけを目的に買う人にはお勧めしかねる部分があるのは事実だ。だが、「新鮮な感覚が引き起こす楽しさ」と実用性、両面を求めるならば、十分にお勧めできる製品といえそうだ。


□ニコンのホームページ
http://www.nikon.co.jp/
□製品情報
http://www.upxup.jp/
□販売サイト
http://www.upstore.jp/
□関連記事
【10月29日】【EZ】ヘッドフォンに次ぐ大発明? Nikon「UP」
~ ウェアラブルディスプレイが変える人間の能力 ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081029/zooma383.htm
【11月27日】ニコン、HMD「UP」用の動画配信サービスを12月15日開始
-音楽PVや語学など。開始半年間は無料で提供
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081127/nikon.htm
【10月10日】ニコン、ヘッドフォン一体型HMD「UP」の仕様を変更
-モーションセンサーでの音量操作は不可に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081010/nikon.htm
【10月7日】ニコン、ヘッドフォン一体型ディスプレイ「UP」を発売
-動画/音楽再生機能、無線LAN内蔵。配信サービスも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081007/nikon.htm

(2008年12月25日)


= 西田宗千佳 =  1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、月刊宝島、週刊朝日、週刊東洋経済、PCfan(毎日コミュニケーションズ)、家電情報サイト「教えて!家電」(ALBELT社)などに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。

[Reported by 西田宗千佳]



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AV Watch編集部

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