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株式会社ニコンは、ヘッドフォン一体型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の「UP」(ユー・ピー)向けの動画コンテンツ配信サービス「UPLINK」(ユー・ピー・リンク)を12月15日より開始する。有料/無料のコンテンツを用意し、2009年6月中旬までの半年間は、有料コンテンツについても無料で提供する。
配信方式としては、ストリーミングとダウンロードの2つを用意。無線LANを利用してUP本体でストリーミング再生が可能な「UPstream」と、パソコン用ソフト「UPlink」でパソコンにダウンロードした後、無線LAN経由でUPに転送する「UPdownload」が利用できる。 コンテンツを選ぶ際には、定期的に更新される番組を、テレビでの選局のようにチャンネルで指定する「チャンネル」と、ライブラリのなかからコンテンツを探して視聴する「カテゴリ」が利用可能。有料コンテンツは、1チャンネルあたり月額100~300円程度、または1コンテンツあたり100~300円程度を予定している。 サービス開始時に配信するチャンネルとして、UPstreamではスペースシャワーが提供する「VMC 洋楽HITS」、日経BPの「BPtv エンタch」、アルクの「英語ビジネスフレーズ20」など9チャンネル、UPdownloadには、日経BPの「BPtv エンタch」、アルクの「投野由紀夫のビジネス英単語」、「遠山顕の快適トラベル英会話」など5チャンネルを用意する。配信コンテンツの詳細は情報サイト「UPLAB」で案内している。 「UP」は、ステレオヘッドフォンと、片目で見る小型ディスプレイが一体となった製品で、動画/音楽再生機能を搭載。8GBのメモリを内蔵する「UP300x」(69,800円)と4GBモデル「UP300」(59,800円)専用サイト「UPSTORE」にて販売する。既に予約を受け付けており、出荷時期は12月中旬を予定。
( 2008年11月27日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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