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ビックカメラがビットコイン決済に対応。ポイント還元は現金と同率

 ビックカメラは、仮想通貨のビットコインによる決済サービスを、4月7日より国内大手小売店として初めて試験導入する。対象店舗はビックカメラ有楽町店、ビックロ ビックカメラ新宿東口店。日本最大の仮想通貨・ブロックチェーンであるbitFlyerのシステムを採用する。

 決済上限は1会計につき10万円相当のビットコインまで。ポイント還元は、現金と同率となる。今後、有楽町店/新宿東口店以外の店舗へ拡大する場合は別途案内される。

 今回の導入は4月からの改正資金決済法の施行を受けたもので、「ビットコインは安全性が向上し、今後国内での普及が進むことが考えられる。ビットコインが先行して普及している海外からの観光客の利用も見込み、今回試験導入を決定した」と説明している。同社は、'05年に電子マネーのSuica導入をはじめ、様々な決済サービスに対応。「家電小売業界においてもっとも多彩な決済方法を提供している」という。

 インターネット上で取引や通貨発行が行なわれる「分散型仮想通貨」のビットコインは、全世界で約2,000万人(うち日本60万人)のユーザーが利用しているという(2017年3月現在bitFlyer調べ)。