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「キングスマン」最新作の予告編解禁。今度の敵はラスプーチン!? '20年2月公開
2019年10月17日 07:00
世界最強のスパイ組織“キングスマン”の活躍を描く、シリーズ最新作「キングスマン:ファースト・エージェント」の公開日が'20年2月14日に決定。過激でスタイリッシュなアクション映像を収めた予告編も解禁された。
表向きは高級紳士服テーラーを装いながらも、最強の超過激スパイ組織として世界の平和を守るキングスマンの最新作。シリーズ第3弾となる本作では、第一次世界大戦の勃発前夜に舞台を移し、“キングスマン”誕生の秘話を描く。監督は、歴代シリーズでもメガホンをとったマシュー・ヴォーン。主演はレイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソン。配給は、ウォルト・ディズニー・ジャパン。
解禁された予告編は、一面の焼け野原と、暗闇の中で暗躍するガスマスク集団のバトルから開幕。派手な爆発が起きたかと思えば、大量の金塊が眠る巨大な倉庫も登場し、本作でも激しいアクション&英国紳士たちの豪華絢爛な演出を期待させる。
豪邸に飛行機で降り立つオックスフォード公(レイフ・ファインズ)から「戦争を止める方法があるかね?」と聞かれたコンラッド(ハリス・ディキンソン)との意味深な会話を交わすシーンも。
「キングスマン」シリーズおなじみの高級紳士服テーラーの前に降り立ったコンラッドは、真新しいスーツと、靴やカフスを手に入れ、本棚の隠し扉から現れる秘密の部屋で女性(ジェマ・アータートン)から「ようこそキングスマンへ」と歓迎を受けるといった、あの“キングスマン”が誕生する瞬間が描かれている。
時代は第一次世界大戦の勃発前夜。イギリス、フランス、ロシアと、ヨーロッパの大国で陰謀が渦巻く中、絢爛豪華な舞踏会に現れる怪僧ラスプーチン(リス・エヴァンス)を前に、ついに“キングスマン”が動き出す。
アップテンポな音楽と共に、杖を武器に華麗なアクションが展開。毒殺と思わしきシーンや、秘密の工場で大量生産される武器たち、マシンガンを相手にギリギリの戦いを繰り広げるシーン、そしてついに仲間(ジャイモン・フンスー)と共にラスプーチンを追い詰める一幕も……!?
10月3日(現地時間)に開催されたニューヨーク・コミコンには、マシュー・ヴォーン監督、レイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソンらがパネルに登壇。
マシュー・ヴォーン監督は「キングスマンが誕生した時代を描く愉快で壮大なアドベンチャー映画を世界が求めていると思ったんだ」と語り、レイフ・ファインズも「マシュー監督はエモーショナルな関係、哀愁、アクション、そしてユーモアを絶妙に組み合わせている。ドラマチックでシリアスな悲劇的な部分と、軽くて皮肉的な部分があって、挑戦的で、とてもおもしろいよ」と、“キングスマン”らしさを期待させるコメントを寄せた。
ニューヨーク・コミコン コメント
マシュー監督はエモーショナルな関係、哀愁、アクション、そしてユーモアを絶妙に組み合わせている。ドラマチックでシリアスな悲劇的な部分と、軽くて皮肉的な部分があって、挑戦的で、とてもおもしろいよ。
オックスフォード公は、すごい旅をする。家族の不幸によって傷付き、平和主義者になったんだ。そんな中、戦争が起きるが、彼は自分の息子を戦場に送りたくないと葛藤するんだ。
コンラッドは17歳くらいで、上流階級の家庭で育ったんだ。彼は自分が束縛されていると感じていて、多くの若者が戦場に行くことで勇気を証明する時代に、自分が戦争に行けないことで戸惑っているんだ。