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「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」UHD BD&DVD、3月2日発売

酒井隆文

2022年1月17日 16:00

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」4K Ultra HD+ブルーレイ(ボーナスブルーレイ付)
NO TIME TO DIE (C) 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design (C) 2021 MGM. All Rights Reserved.

ダニエル・クレイグにとって最後のジェームズ・ボンド役となった映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の4K Ultra HD Blu-ray&DVDが、3月2日に発売される。どちらもボーナスBlu-rayが付いた3枚組。UHD BDには約47分のドキュメンタリー「ジェームズ・ボンドとして」も収録される。価格はUHD BD+BD版が6,980円、BD+DVD版が4,980円。

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」ブルーレイ+DVD(ボーナスブルーレイ付)
NO TIME TO DIE (C) 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design (C) 2021 MGM. All Rights Reserved.

発売・販売元はNBCユニバーサル・エンターテイメント。品番はUHD BD+BD版がGNXF-2719、BD+DVD版がGNXF-2718。ケースはどちらもBDトール仕様。本編時間は約163分。

歴代最長15年間続いたダニエル・クレイグ版ボンドの最後を飾る作品で、「007/カジノ・ロワイヤル」で6代目ボンドに就任したクレイグにとっては、シリーズ5作目。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』2022年3月2日(水) Blu-ray&DVDリリース！(同時レンタル開始)

⼀線を退いていたボンドが旧友の助けに応じて復帰する。過去との決別、恋⼈マドレーヌとの新たな関係。そして、今度の敵は人類にとって脅威となる最凶の悪! ジャマイカから、ノルウェー、スコットランド、MI-6の本拠地ロンドン、イタリア・マテーラと世界を駆けるボンド。圧巻のアクション、数々の秘密兵器、迫力のカーチェイス! ダニエル版ボンドの結末は……?

両タイプとも3枚組
NO TIME TO DIE (C) 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design (C) 2021 MGM. All Rights Reserved.

UHD BD版にのみ収録される「ジェームズ・ボンドとして」は、クレイグのボンド役としての15年間の軌跡を描いたドキュメンタリー。両タイプ共通のボーナスBlu-ray収録内容は約37分で、「マテーラでの撮影」や「リアルを追求したアクション」「世界を駆けるボンド」「『007』のデザイン」が収められる。

またUHD BDとBDでは英語音声をDolby Atmosで収録。DVD版の英語音声、UHD BD、BD、DVDの日本語音声は5.1ch Dolby Digitalとなっている。

本作は世界各国で大ヒットを記録し、コロナ禍以降公開のハリウッド映画で世界累計興行収入第1位を記録。日本でも007シリーズ史上最高のオープニング成績を記録し、国内興行収入ランキング初登場1位となった。

恋人マドレーヌ役のレア・セドゥや、MI-6の兵器開発担当主任Q役のベン・ウィショーをはじめ、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、クリストフ・ヴァルツ、レイフ・ファインズらが続投。そして、「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディ・マーキュリー役でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックが悪役に挑み、冷酷な敵サフィンの抱える闇を体現した。

ボンドと敵、両方にとって最重要人物となるマドレーヌ、00(ダブルオー)エージェントのノーミ、キューバのCIA諜報員パロマ……。本作では、自分の道を切り開いていく勇敢なボンドウーマンたちの存在も注目を浴びた。

そして、ワルサーPPK、オメガ最新モデル、トム・フォードのスーツといったボンド・アイテムは本作でも健在。なかでも伝説のボンドカー、アストンマーティンDB5が最強のアップデートを施されボンドの窮地を救うシーンは本作のクライマックスとなった。

監督はボンド史上初の米国人監督キャリー・ジョージ・フクナガ。「ファースト・マン」「ラ・ラ・ランド」のリヌス・サンドグレンによる撮影技術も圧巻で、アクションシーンにおける長回しなどカメラワークにも息をのむ。

主題歌はシリーズ歴代最年少のビリー・アイリッシュによる「No Time To Die」。本作は「ドクター・ノオ」や「女王陛下の007」へのオマージュが音楽やビジュアルに込められ、熱烈な007ファンを熱狂させると同時に、シリーズの進化の象徴として次世代トップアーティストの起用も、大成功を収めた。