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米Amazon、「007」などの映画製作会社MGMの買収完了

米Amazonは現地時間の3月17日、「007」シリーズなどを手掛けてきた米MGMの買収を完了。同社がPrime VideoとAmazon Studiosの一員に加わり、「ユーザーに多様なエンターテインメントの選択肢を提供するPrime Video、Amazon Studiosの活動を補完する」としている。

MGMは007シリーズのほか、「ロッキー」や「テルマ&ルイーズ」「羊たちの沈黙」「マグニフィセント・セブン」「レイジング・ブル」などを展開。これまでに4,000以上の映画作品、17,000以上のTVエピソードを制作し、180以上のアカデミー賞、100以上のエミー賞を受賞している。

Prime VideoとAmazon Studiosのシニアバイスプレジデント、Mike Hopkins氏は「MGMは100年近くに渡って、優れたエンターテインメントを生み出してきた歴史を持ち、世界中の視聴者に幅広いジャンルのオリジナル映画やテレビ番組を提供するという取り組みを、私たちとも共有している」と述べている。

「MGMの従業員やクリエイター、タレントをPrime VideoとAmazon Studiosに迎え入れ、質の高い物語をお客様に届けるべく、ともに取り組んでいきたい」

MGMの最高執行責任者であるChris Brearton氏も「MGMとその象徴的なブランド、伝説的映画やTVシリーズ、そして素晴らしいチームやクリエイティブパートナーが、Prime Videoファミリーに加わることを嬉しく思う」とコメントした。