ソニー「PS VR2」分解動画。エンジニアが構造や設計思想解説

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2月22日発売のPlayStation VR2を、設計担当エンジニアたちが分解しながら、内部のアーキテクチャを解説する動画を、PlayStation公式YouTubeチャンネルに公開した。動画はヘッドセット編とコントローラー編の2本で、“次世代のVR体験”実現のためにこだわり抜いた構造や設計思想を解説している。

ヘッドセット編では、初代PlayStation VRの設計も担当したハードウェア設計部門メカ設計部の荒木孝昌氏が登場。均整のとれた左右対称の内部構造や、快適なゲームプレイを実現する冷却システム、精細な映像を実現する光学ユニット、装着感にこだわったヘッドバンドの設計などを解説している。

コントローラー編では、PlayStation 5のDualSenseワイヤレスコントローラーの設計も担当したハードウェア設計部門 ペリフェラル設計部の五十嵐健氏が、PlayStation VR2 Senseコントローラーに搭載されているトラッキング技術や指検知センサー、DualSenseでも採用されているハプティックフィードバック、アダプティブトリガーについて解説している。

なお、この動画は分解を推奨するものではなく、「分解/改造が行なわれた形跡がある場合、修理/交換をお断りする場合がある」としている。

そのほかPlayStation公式YouTubeチャンネルでは、PS VR2のゲーム体験をPRする「迫力あふれる新世界に飛び込もう | PS VR2」と題したプロモーション映像も公開中。