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「PS VR2」Q&A公開。シネマティックモードなどAV向け機能も

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、2月22日に発売する「PlayStation VR2」に関するQ&Aを公式ブログで公開した。PS VR2で利用できる視聴モードなど、AVファンにも気になる細かな情報が明らかとなっている。

Q&Aは第一部から第六部までで構成されており、代表的な回答を以下にピックアップする。

PS VR2では、4K/HDRを表示可能。ヘッドセットの有機ELディスプレイは片目当たり最大2,000×2,040ドット、リフレッシュレート90/120Hzに対応する。

利用できる視聴モードは「VRモード」と「シネマティックモード」の2種類。VRモードでは、VRゲームコンテンツを360度の視界で、バーチャル空間で楽しめる。コンテンツは4,000×2,040ドットのHDR映像フォーマットで表示され、フレームレートは90/120Hzとなる。

シネマティックモードは、PS5のシステムとUI、およびVR以外のすべてのゲームコンテンツとメディアコンテンツ(ストリーミングアプリケーションなど)をバーチャルシネマスクリーン上で表示するもの。同モードでは1,920×1,080ドット、HDRビデオフォーマットで、24/60/120Hzのフレームレートのコンテンツを楽しめる。このシネマティックモードでは、音声と映像はVRヘッドセット側にのみ表示される。

PS VR2とPS5本体はヘッドセットに付属するUSB Type-Cケーブル1本で接続可能。付属ケーブル長は約4.5m。

サウンド関連ではPS VR2では付属ステレオヘッドフォン以外にも、PS5対応ヘッドフォン、または3.5mmステレオミニのヘッドフォンを使うことができるが「ヘッドフォンの形状、装着方法によりPS VR2のヘッドバンドに干渉する可能性があります」とのこと。オーディオ端子はPS VRヘッドセットと同じ位置に設けられている。

コントローラー関連では、PS VR2は付属のPS VR2 Senseコントローラーと、PS5用のDualSenseワイヤレスコントローラーまたはDualSense Edgeワイヤレスコントローラーにのみ対応。PS VRで利用できたPS MOVEコントローラーや、PS VRシューティングコントローラーなどは利用できない。

そのほか、Q&Aではプレイスペースの大きさやプレイエリアのカスタマイズ、PS VRと比較した際の改善点、開発中のタイトル数などについても触れられている。詳細は公式ブログを参照のこと。