フォステクス、32bit DAC/ヘッドフォンアンプ「HP-A7」

　フォスター電機フォステクスカンパニーは、32bit DAC搭載のヘッドフォンアンプ「HP-A7」を2月3日より発売する。価格は78,750円。

　32bit処理に対応したAKMの「AK4392」を搭載するDAC。USBやデジタル音声入力を備え、パソコンのUSBオーディオやデジタル音声入力をアナログ変換可能。

　さらに、ヘッドフォン出力を2系統備え、ヘッドフォンアンプとしても利用できる。2系統のうち、１つはローゲイン、もう1つノーマルゲインと、ゲインの異なる出力を用意。ヘッドフォンのインピーダンスに合わせて使い分けができる。最大出力は700mW(32Ω時)。

ヘッドフォン出力は2系統

　入力はUSB×1(最高24bit/96kHz対応)、光デジタル音声×2(32kHz～96kHz対応)、同軸デジタル音声×1(32～192kHz対応)、アナログ音声(RCA)×1を備える。出力はヘッドフォン×2、光デジタル音声×1、アナログ音声(RCA)×1。

　低ジッタ設計で左右独立したDAC用電源を採用。また内部回路にリニアテクノロジー製ハイスルーレートOPアンプや、同社カスタムのニチコン製コンデンサなどのアナログパーツを採用し、音質の向上を図っている。振動を抑制するため、真鍮削り出しの脚部とタングステン配合ワッシャーを採用する。

　フロントには入力切替つまみやボリュームつまみを搭載。ボリューム回路を通さないダイレクトアウト機能も利用できる。電源は付属のACアダプタより供給。消費電力は15W。外形寸法は194×230×44mm(幅×奥行き×高さ)、重量は450g。