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エバーグリーン、8,999円からの真空管&DAC搭載ヘッドフォンアンプ

DNSB-18704

 エバーグリーンは、真空管を採用し、USB DAC機能も備えたヘッドフォンアンプ2機種を、6月28日に発売した。直販サイトの上海問屋限定販売となっており、価格は上位モデル「DNSB-18704」が14,999円、下位モデル「DNSB-18703」が8,999円。

 どちらも、真空管の「12AT7」を搭載したヘッドフォンアンプ。入力端子としてアナログ音声(RCA)と、USB端子を各1系統装備。PCと接続し、USB DACとしても機能する。

 「DNSB-18704」と「DNSB-18703」の違いは、USB DACまわりのチップで、「DNSB-18704」は、USBコントローラーにTENOR「TE7022L」を、DACにシーラスロジックの「CS4398」を採用。96kHzまでの音楽に対応する(88.2kHzは非対応)。ヘッドフォンアンプ用ICには「TPA6120A2」を使用。「DNSB-18703」は「UAC 3553B」を搭載している。

DNSB-18704の正面
DNSB-18704の背面
電源をONにすると、内部のLEDが青く発光する

 2機種共、ヘッドフォン出力は標準ジャック、ステレオミニの各1系統装備。さらにアナログRCA出力も1系統備え、アクティブスピーカーなどと接続する事もできる。電源をONにすると、内部のLEDが青く発光するデザインを採用。

 外形寸法はどちらも104×92×62mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は500g。対応するヘッドフォンインピーダンスは8~1000Ω。電源は付属のACアダプタを使用。USBケーブルも同梱。付属のマニュアルは、「DNSB-18704」が英語、「DNSB-18703」が中国語のものとなる。

下位モデル「DNSB-18703」
正面
背面

(山崎健太郎)