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SCE、PS Vitaアップデート。nasneやPCの動画/音楽再生対応
Ver.2.60を公開。Wi-Fi ON/OFFも簡単に
(2013/8/6 13:40)
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は6日、PlayStation Vita(PS Vita)の最新システムソフトウェア バージョン2.60を提供開始した。新たにPlayStation Plus関連の機能向上を行なったほか、PS Vitaと同一ネットワーク上のnasneやパソコンのビデオや音楽コンテンツを、PS Vitaにコピーせずに再生可能となった。
ミュージックやビデオについては、家庭内のLANやUSBでPS Vitaと接続された、PlayStation 3(PS3)やnasne、パソコンに保存されたコンテンツをPS Vitaにコピーせずに再生できるようになった。PlayStation 3(PS3)はVitaとUSB接続して、ビデオやミュージックの再生が可能。nasneは、無線LAN(Wi-Fi)接続にのみ対応、パソコンは「コンテンツ管理アシスタント for PlayStation」の最新版で管理しているコンテンツの再生に対応する。
また、月額制サービスのPlayStation Plus(PS Plus)への対応を強化。それぞれのアプリケーションのLiveAreaで、PS Plusのアイコンを選択することで、オンラインストレージへのセーブデータアップロード/ダウンロードが簡単になる。また、[コンテンツ管理]にオンラインストレージ利用時の[セーブデータ自動アップロード]設定を追加した。これらの機能を利用するためにはPS Plusへの加入が必要。
システムにおいては、PSボタンを押したままにして表示されるメニューに、ネットワーク設定項目を追加。機内モードやWi-Fi、Bluetooth、モバイルネットワークなどの設定を簡単に行なえるようにした。
また、PS Vitaの本体ボタンで、ホーム画面の編集ができるようになった。ブラウザもPS Vitaの本体ボタンでWebページ上のリンク先を選択できるようになったほか、Web上の動画をストリーミング再生中に、画面や字幕などの再生時の設定を変更可能とした。
その他の更新内容は以下のとおり。
- [設定]に[周辺機器]が追加。これに伴い、[Bluetooth設定]が[周辺機器]に移動
- PlayStation 規格ソフトウェアやPSP Gameのメニュー表示方法を、「PSボタンを長押しする」に変更
(「スクリーンのタッチアンドホールド」でメニューは表示されない) - [設定]の[PlayStation Network]>[プライバシー設定]に[トロフィーを公開する]を追加し、トロフィーの獲得情報の公開範囲を設定できるようになった
- [トロフィー]で、ゲームタイトルごとにトロフィーの公開設定ができるようになった