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ベスタクス、木製スピーカー&BT対応の小型オーディオ

Vesta Audioでオーディオ製品強化へ

Vesta Audio VMA-10A

 5月10、11日に開催の「春のヘッドフォン祭 2014」において、ベスタクスは、Bluetooth対応のマイクロオーディオシステム「Vesta Audio VMA-10A」を参考出展した。5月下旬の発売を予定しており、価格は3万円前後。

 Vesta Audioは、ターンテーブルなどのDJ機器や業務用機器、ヘッドフォン/モニターなどを手がける同社が、オーディオ向けの新ラインとして位置づけるシリーズ。

 VMA-10Aは、ステレオミニのアナログ音声入力とBluetoothレシーバを備えたメインユニットとフルレンジユニットを内蔵した小型ステレオスピーカーから構成されるオーディオシステムで、机の上などに設置できるコンパクトなサイズが特徴。木製のキャビネットなどで、かつてオーディオに触れていた世代にも訴求していきたいという。

 出力は10W×2chで、本体前面にボリュームを装備。スピーカー部は、ウォールナットの無垢材エンクロージャを採用し、新開発の40mm径フルレンジドライバーを装備する。

 今後のVesta Audioの展開としては、ターンテーブルなども計画しているとのこと。

Vestax Audio VMA-10A
メインユニットの背面。ステレオミニ入力とスピーカー出力のみのシンプルなもの
スピーカーの背面

(臼田勤哉)