ニュース

ベスタクス、木製ボディの小型Bluetoothオーディオ

実売27,500円。オーディオ参入で“憧れ”を凝縮

 ベスタクスは、木製ボディでBluetooth対応の小型オーディオシステム「Vesta Audio VMA-10A」を5月19日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,500円前後。

Vesta Audio VMA-10A
5月10、11日のヘッドフォン祭に展示されたVesta Audio VMA-10A

 Vesta Audioは、ターンテーブルなどのDJ機器や業務用機器、ヘッドフォン/モニターなど「楽器」を37年間に渡り製造/販売してきた同社が、オーディオ向けの新ラインとして提案する製品シリーズ。「高級オーディオとは一線を画し、ミュージシャンやアーティストに一番近いオーディオを目指す」としている。

 マイクロオーディオシリーズと命名している「VMA-10A」は、ステレオミニのアナログ音声入力とBluetoothレシーバを備えたメインユニットとフルレンジユニットを内蔵した小型ステレオスピーカーから構成されるシステム。机の上などに設置できるコンパクトなサイズが特徴。

 木製のキャビネットなどで、「70年代、80年代のオーディオ全盛時代を過ごしてきた人たちの当時高嶺の花だったプロモデルへの憧れとノスタルジーを満足させ、本物の音を聞いた時の感動を蘇らせるために作られた」とする。

VMA-10Aの前面
背面

 メインユニットの出力は10W×2chで、本体前面にボリュームを装備。入力はライン(ステレオミニ)とBluetoothのみ。本体はウォールナット無垢材を使用し、ダニッシュオイル仕上げ。外形寸法は54×107×64mm、重量は約300g。

 スピーカー部「VAS-04F」は、日本でウォールナットの無垢材エンクロージャと、新開発の40mm径フルレンジドライバーを採用する。外形寸法は67×64×107mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約340g。付属のOFCスピーカーケーブルはオヤイデ製。電源アダプタが付属する。

利用イメージ

(臼田勤哉)