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Hulu初のオリジナルドラマは唐沢寿明主演「THE LAST COP」。日テレでも今夏放送

 日本テレビ放送網とHuluを運営するHJホールディングスは、Hulu初のオリジナルドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」を制作し、今夏に配信する。Huluでの配信のほか、日テレでの放送も予定している。

 Huluは、2011年9月に日本でサービスを開始し、2014年4月に日本テレビ傘下に入っている。月額933円の定額制映像配信サービスとして海外ドラマやアニメなどを中心に展開し、2015年3月にはユーザー数100万人を突破していた。

 今回、Huluとしてはじめてオリジナルドラマを制作。第1弾は人気ドラマのリメイク版「THE LAST COP/ラストコップ」で、ドイツで2010年に放送開始以降、2013年までにシーズン5まで制作された。

 Huluでは、「グローバルに成功している作品に日本的な要素を加味しながら満を持して制作する」としており、日本テレビと協力して展開する。主演は唐沢寿明。その他共演者は窪田正孝、和久井映見、佐々木希、宮川一朗太ほか。放送/配信スケジュールは今後発表予定としている。

ストーリー

1985年。型破りだが熱すぎるほどの情熱で数々の事件を解決してきた刑事の京極は、凶悪犯のカグラを追いつめた。しかしその瞬間、カグラの仕掛けた爆弾が爆発。京極はそのまま昏睡状態に陥り、30年間眠り続けることに…。

そして2015年のある日。あるキッカケで目覚めた京極は妻の加奈子の元を訪れるが、再婚した加奈子から家を追い出され暴れていたところを若手刑事の亮太に逮捕されてしまう。そのまま横浜中央署に連行された京極は、かつての後輩・鈴木や上司の鯨井と再会。早速刑事の職に復帰することになるが、時代錯誤を炸裂させまくり、バディを組むことになった亮太を困らせてばかりだ。そんな中、京極と亮太は世間を騒がせている2人組の犯罪者「シーサー」が狙っているあるイベントの警備を担当することになり、現場でシーサーらしき男を発見するのだが!?

(臼田勤哉)