Hulu、尾野真千子主演のオリジナルドラマ「フジコ」制作。11月13日からJ:COMと独占共同配信

Huluオリジナルドラマ「フジコ」

　Huluは、尾野真千子主演のオリジナルドラマ「フジコ」を制作し、全6話を11月13日より一挙配信する。50万部のベストセラーとなった真梨幸子によるミステリー作品「殺人鬼フジコの衝動」(徳間書店)をドラマ化した作品で、制作はHuluと共同テレビジョン。Huluに加え、J:COMでも11月13日より一挙配信。「Hulu×J:COM共同プレミア」として、2社独占で配信を行なう。

　ミステリー作品の新たなジャンルである、後味が悪い、イヤな気分になるといった不快な読後感を残す“イヤミス”。その代表作としてベストセラーになった「殺人鬼フジコの衝動」の映像化にあたり、演出に「1リットルの涙」、「電車男」、「絶対零度-未解決事件特命捜査-」など、さまざまなジャンルのドラマ・映画を手掛けた村上正典を起用。脚本は、映画「凶悪」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した髙橋泉が担当した。

　主演は尾野真千子。その他共演者は谷村美月、丸山智己、リリー・フランキー、浅田美代子、真野響子。主題歌は斉藤和義の「シンデレラ」。

ストーリー

　稀代の殺人鬼フジコ。なぜ彼女は殺すのか?

　一家惨殺事件の生き残りとしてトラウマを負った11歳の少女フジコ。だが彼女の人生はいつしか狂い始めた。「あたしは人生をリセットできる女」と呟きながら殺害を繰り返していく。なぜ彼女は殺すのか? 誰が彼女の家族を殺したのか? 愛への渇望か、幸せへの執着か。真実が明かされるとき、最高の後味の悪さと驚愕のラストが、観る者を戦慄と慟哭へと突き落とす。