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ワイプ撮り進化のパナソニックフルHDビデオカメラ。ワイプ非対応機は約5万円
(2016/1/7 14:00)
パナソニックは、ワイプ撮りが可能なフルHDビデオカメラの新モデル「HC-W580M」と、ワイプ撮り非対応モデル「HC-V480M」を1月21日に発売する。内蔵メモリはどちらも32GB。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「HC-W580M」が72,000円前後、「HC-V480M」が50,000円前後。
カラーはW580Mがホワイト、ブラウン、ピンク。V480Mはホワイトとブラックを用意する。内蔵メモリ32GBに加え、どちらのモデルも128GBまでのSDXCカードが利用できるメモリーカードスロットを備えている。
撮像素子は1/5.8型のMOSで、動画撮影時の有効画素数は220万画素(手ブレ補正スタンダード、傾き補正OFF時)。レンズの焦点距離は、動画撮影時で28~1,740mm(16:9、手ブレ補正スタンダード、傾き補正OFF時/35mm換算)。F値はF1.8~4.2。
光学式の手ぶれ補正機能を備え、傾き補正と5軸ハイブリッド手ぶれ補正機能も備えている。
W580Mのみ、ワイプ撮り用のカメラをモニタの端に搭載。1/5型MOSを採用し、F値はF2.8、35mm換算での焦点距離は30.6mm。
新モデルではワイプ撮りが進化。本体のワイプカメラで撮影した映像を小画面で表示するのに加え、スマートフォンとワイヤレスで連携、スマホのカメラで撮影した小画面を記録する事もできる。
2画面のワイプ表示が可能で、最大3台のスマホと接続でき、小画面として使うカメラを選択できる。
さらに、W580MではAFを向上させ、速いフォーカススピードと高い追従性能、捕捉性能を実現。フォーカスレンズを細かく駆動する微細駆動フォーカスユニットも導入している。
液晶モニタはW580Mが3型の約46万画素、V480Mが2.7型で約23万画素。
AVCHD規格でのフルHD動画撮影が可能。最高1080/60pでの撮影ができ、最高レートは28Mbps。MP4/iFrameでの撮影も可能で、その場合は最高1080/60p/50Mbpsでの撮影に対応する。
明暗差が大きい被写体を撮影する際に、暗部を黒つぶれしないようにしつつ、明部の白飛びを抑えた撮影を行なう「HDR動画」機能も搭載。従来モデルでも搭載していたが、HDRをONにするためのボタンがメニュー階層の深くに用意されており、ユーザーに使われにくかった。今年のモデルでは、モニタを開いた状態のボディ側面に独立したHDRボタンを用意。ワンタッチでONにできるようになっている。
W580Mのみ無線LAN機能を搭載。撮影動画のネット配信や、スマホをライブビューリモコンとして使うことも可能。外形寸法は、W580Mが60×129×62mm(幅×奥行き×高さ)、V480Mが53×121×59mm(同)。本体のみの重量は、W580Mが約266g、V480Mが約213g。