ユニティ、HDMIを備えたメディアプレーヤー自作キット

　株式会社ユニティは、台湾QNAP製のマルチメディアプレーヤー/LAN HDD自作キット「NMP-1000JP」を17日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は43,800円前後の見込み。

専用のGUIを備え、リモコンで操作可能

　HDMI出力端子を備えたネットワークメディアプレーヤーで、ホームネットワーク内のサーバーに収納したビデオや音楽ファイルの再生が可能。別売の3.5インチシリアルATA HDDを追加することで、HDD内のビデオや音楽などのファイルも再生できる。HDDのファイルシステムはNTFS、FAT32、EXT3をサポートする。

　対応ビデオコーデックは、MPEG-4 AVC/H.264、MPEG-1/2/4、XivD、H.263、WMV/VC-1。ファイル形式としてはMPG、AVI、WMV、M2TS、MKVや、ISO、VOB、IFOなどのビデオ再生も可能となっている。音楽はMP3、WMA、WAV、FLAC、AC3、MPA、DTSを再生可能で、M3UやPLS、WPLなどのプレイリスト再生も行なえる。静止画はJPEG、PNG、BMPに対応する。

　HDMIは1080p出力に対応。コンポーネントやS映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタル音声の各出力端子も装備する。本体前面には9文字まで表示可能なVFDディスプレイを備えており、利用モードなどを確認できる。基本操作は付属のリモコンで行なう。Ethernetは1000BASE-T対応。

　パソコンとの接続用にUSB 2.0端子を装備し、NMP-1000JPのHDDへのデータコピーも可能。また、USBホスト端子を2系統備えており、HDDをUSB接続して、HDD記録容量を拡張可能となっている。消費電力は14W(待機時11W)。横置き時の外形寸法は204×176.4×62mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.7kg。