BD/DVD用HDリマスター版「サマーウォーズ」が特別上映

-27日にバルト9で一夜限り。氷川竜介氏らのトークも


2月27日上映

場所:新宿バルト9 

上映&イベント時間:21:30~24:10

BD版ジャケット
(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
 3月3日にバップからBlu-ray DiscとDVDビデオが発売される、細田守監督作品「サマーウォーズ」。その発売を記念し、BD/DVD用に作成されたHDリマスター版の本編が、東京・新宿のバルト9にて、2月27日の土曜日に、一夜限り特別上映される事になった。時間は21時30分~24時10分。

 なお、チケットの販売状況については、公式twitterで「昨晩ネット予約が瞬殺されてしまったHDリマスター版特別上映ですが、バルト9さんでは窓口販売席も用意しているとのこと。ネットで購入できなかった方は、バルト9さんに問い合わせてみてください!」と、つぶやかれている。

 HDリマスター版本編をデジタル上映するイベントで、上映後にはトークイベントがあり、アニメ評論家の氷川竜介氏らが参加する予定。また、入場者には作品のフィルムブックマークがプレゼントされる。

 「サマーウォーズ」のBD/DVDは3月3日発売で、価格はBD版が10,290円、DVD版が5,040円。 BD版は、本編BDと特典BDを同梱した2枚組み。本編BDには特報と予告を収録予定。特典BDにはBD-Jの機能を使った本編解説「サマーウォーズ・ナビ」を収録。キャストのコメンタリやインタビュー、絵コンテなどが楽しめる。

 ほかにも、テレビスポット、関連商品ギャラリー、細田監督対談を収録。封入特典として、オリジナル花札、アートブック(背景画集)、フィルム・ブックマーク、OZ公式ステッカーを同梱する。


 タイトル仕様音声品番価格
BDサマーウォーズ本編BD
特典BD
本編約115分
片面2層
1080p
ビスタ
MPEG-4 AVC
日本語字幕
(1)日本語
 (リニアPCMステレオ)
(2)日本語
 (DTS-HD Master Audio 5.1ch)
(3)日本語
 (ドルビーTrueHD 5.1ch)
(4)コメンタリ
VPXT-7108110,290円
DVDサマーウォーズ本編DVD
特典DVD
本編約115分
片面2層
ビスタ
日本語字幕
(1)日本語
 (ドルビーデジタル5.1ch)
(2)日本語
 (ドルビーデジタルステレオ)
VPBT-133905,040円


■ サマーウォーズとは

 2006年夏に単館公開からスタートし、口コミでロングランヒットとなり、国内外の映画賞を多数受賞したアニメ版「時をかける少女」。手掛けた細田守監督の最新作が「サマーウォーズ」であり、キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子など「時かけ」のスタッフが再結集している。興行収入は16億円を超えており、第13回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門大賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門長編作品グランプリなどを受賞している。

 天才的な数学力を持ちながらも、弱気で人付き合いも苦手な17才の少年・健二。彼はその能力を活かし、ネット上に生み出された仮想都市“OZ”で保守点検のバイトをしている。そんな高2の夏休み、健二は憧れの先輩・夏希からアルバイトを頼まれる。2人が辿りついたのは、長野にある彼女の田舎。出迎えたのは総勢27人の大家族。夏希の曾祖母・栄は、室町時代から続く戦国一家・陣内(じんのうち)家の当主であり、一族を束ねる大黒柱だ。

 栄の誕生日を祝うために集った、個性豊かな「ご親戚」の面々。そこで健二は突然、夏希から「フィアンセのフリをして」と頼まれてしまう。それがアルバイトの内容だったのだ。

(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

 必死にフィアンセの大役を果たそうと奮闘する健二。そんな彼の携帯に、謎の数字が連なったメールが届く。翌朝、世界は大きく一変していた。健二を騙る何者かが、OZを通じて世界を混乱に陥れているのだ。「私たち一家でカタをつけるよ!」栄の号令のもと、健二と夏希、そして陣内家の面々は、一致団結して世界の危機に立ち向かうことに……。

(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

 アニメーション制作はマッドハウス。声の出演は神木隆之介、桜庭ななみ、富司純子、谷村美月ほか。主題歌は山下達郎が担当している。

予告編映像特報映像
(c)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS


(2010年 2月 25日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]