YouTube、アップロード動画に2次利用可能な素材

-クリエイティブ・コモンズ対応。1万以上の動画


動画エディタに「CC」タブが追加

 米YouTubeは2日(現地時間)、アップロード用の動画編集ツール「YouTube Video Editor」(動画エディタ)において、クリエイティブ・コモンズ(CC)で2次利用が許諾された動画素材の提供を開始した。日本のYouTubeでも利用できる。

 動画エディタの画面に「CC」タブを新設。ユーザーがアップロードする動画に、2次利用許諾済みの素材(動画全体または一部)を使用できるようになった。

 CCの素材を使った場合は、アップロードした動画のクレジットにも、引用元の動画のタイトルが掲載される。また、ユーザーがアップロードする動画にも、CCで2次利用を許諾できるオプションが追加された。

 「CC」タブで利用可能なCC動画は10,000種類以上で、提供元はCATVチャンネル「C-SPAN」や、NPO団体「Public.Resource.org」、米国営放送「Voice of America」、中東の衛星チャンネル「Al Jazeera」など。


CC動画を使ってユーザーがアップロードすると、元動画のクレジットが追加されるユーザーのアップロード動画にCCをつけて、二次配信を許諾することも


(2011年 6月 3日)

[AV Watch編集部 中林暁]