AV Watch 読者アンケート結果発表 【第7回】

■ 6割以上が自宅鑑賞を所望

アンケート結果

問1 ここ1年で、3D映画を観ましたか?

問2 自宅で3Dコンテンツを観たいですか?

　アンケートの結果によると、ここ1年で3D映画を観たという人は全体の34.3%。観ていない人は65.7%となった。

　観た人に視聴した映画のタイトルについて尋ねた質問では、「アバター」が回答の約9割で最も多かった。そのほか、「カールじいさんの空飛ぶ家」や「ボルト」、「クリスマス・キャロル」、「センター・オブ・ジ・アース」などが挙げられた。

　自宅で3Dコンテンツを観たいかという質問では、「とても観たい」が18.5%、「どちらかと言えば観たい」が43.8%で、観たいと思っている人は全体の62.3%という結果となった。「観たくない」と回答した人は全体の25.5%、「わからない」が12.2%。　

■ テレビは+2万円ぐらい、プレーヤーは+1万円ぐらいで3D対応に

アンケート結果

問3 3D対応テレビの購入を検討する場合、2Dのみの製品と比較して、プラス幾らまでなら出そうと思いますか?

問4 3D対応プレーヤー(レコーダ)の購入を検討する場合、2Dのみの製品と比較して、プラス幾らまでなら出そうと思いますか?

　3D対応テレビ、プレーヤー(レコーダ)の購入を検討する場合、2D対応製品を比較してプラス幾らまでなら出せるかもお聞きした。この結果、最も多かった回答がともに「出さない」で、テレビは全体の21.2%、プレーヤー(レコーダ)は25.3%となった。

　金額を出すとした回答の中で、テレビの場合最も多かったのが、「20,000円～30,000円未満」で全体の20%。次いで、「10,000円～20,000円未満」(14.4%)、「40,000円～50,000円未満」(10.5%)、「5,000円～10,000円未満」(9.2%)、「30,000円～40,000円未満」(8.3%)、「5,000円未満」(8%)と続いている。「10万円以上」が1.7%。

　プレーヤー(レコーダ)の場合は、「5,000円～10,000円未満」が全体の22.6%で最も多かった。以下、「10,000円～20,000円未満」(20.2%)、「5,000円未満」(12.4%)、「20,000円～30,000円未満」(11.4%)、「30,000円～40,000円」(3.6%)、「40,000円～50,000円」(2.9%)、「50,000円以上」(1.5%)。

■ 期待するコンテンツは「映画」、「自然・ドキュメンタリー」、「ゲーム」

アンケート結果

問5 今後期待する3Dコンテンツは?(3個まで複数回答可)

　今後期待する3Dコンテンツについて、最も多かったのは「映画」で62%の人が回答。次いで、「自然・ドキュメンタリー」で41.4%。以下、「ゲーム」(35.8%)、「スポーツ」(28.2%)、「アダルト」(16.3%)、「アニメ」(14.4%)、「音楽」(11.7%)、「ドラマ」(4.4%)、「報道」(1%)、バラエティ(0.5%)と続いている。「特になし」と回答した人は18.2%。

　今回、自由回答で「3Dに期待すること、不安なこと、気になること」もお聞きした。その中で、多く意見が上がったのが、「メガネなしで3D視聴したい」というもの。「メガネをかけないといけないのが面倒」、「メガネ必須の時点で魅力半減」という意見もあり、読者の多くは、メガネの着用がネックになっているようだ。「メーカー間のメガネの互換性を確保してほしい」という意見も見受けられた。

　また、「目の疲れ」や「気分が悪くなるのではないか」など、「健康上の不安」を指摘した人も多かった。そのほか、「対応コンテンツが増えるか不安」という意見や、「3Dにまったく興味がない」という意見も複数挙げられた。
 

（2010年 3月 19日）

[AV Watch編集部 ]