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JBL、音質と防水性能強化のBluetoothスピーカー「CHARGE3」と「CLIP2」

 ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの防水Bluetoothスピーカーとして、筒形ボディの「CHARGE3」と、カラビナを備えた「CLIP2」の2モデルを6月18日より順次発売する。価格はオープンプライスで、直販価格と発売日は、CHARGE3が19,880円で6月18日、CLIP2が7月下旬で6,880円。

JBL CHARGE3

 既存モデルの機能を継承しつつ音質を見直したほか、防水性能をIPX7に強化。水没にも耐え、キッチンや浴室などの生活防水だけではなく、ビーチやアウトドアに持ち出しても水しぶきや雨を気にせず使えるという。カラーは、2機種ともブラック、レッド、グレー、ブルー、ティール(緑がかかったライトブルー)の5色を用意する。

JBL CLIP2

CHARGE3

 “チューブデザイン”のBluetooth 4.1対応スピーカー。筐体の設計から見直し、一回り大きくしたボディに50mm径ドライバを2基搭載。アンプは10W×2chで駆動。従来モデルの45mm径ドライバ/出力7.5W×2chから強化した。低音の厚みを増強するパッシブラジエータを備えるほか、筐体に高さを設け、床面からの反射音を低減したことでクリアなサウンドを実現したという。

水辺での利用例

 新機能として、「JBLコネクト」にも対応し、2台同時にワイヤレス接続してパワフルなサウンドを楽しむことが可能。さらに、スマホ/タブレット用の無料アプリ「JBL Connect」を使って、同時に接続した2台のCHARGE3を、左チャンネル/右チャンネル用に設定してステレオ再生できる。スマホなどを3台まで同時にペアリングし、交互に音楽再生できるソーシャルモードにも引き続き対応する。

 BluetoothのプロファイルはA2DP 1.3、AVRCP 1.5、HFP 1.6、HSP 1.2に対応。ハンズフリー通話を高音質で行なえるという独自技術VoiceLogicも搭載。周囲の騒音を排除するノイズ・エコーキャンセリング機能と、音声をクリアに抽出するマイクを備え、電話会議などでも使用できる。Bluetooth接続したスマホでの音楽再生中に着信があった場合は、通話ボタンで応答に切り替えられる。

 最大20時間の連続使用が可能な6,000mAhのバッテリを内蔵。外部給電専用のUSB端子も備え、スマートフォンやタブレットなどのモバイルバッテリとしても利用できる。周波数特性は65Hz~20kHz、横置き時の外形寸法は213×87×88.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は800g。

スマートフォンとの組み合わせ
側面

CLIP2

 カラビナ(クリップ)を備え、バッグやベルトストラップなどに取り付けられるBluetooth 4.2スピーカー。40mm径フルレンジスピーカー1基を搭載し、アンプ出力は3W。コンパクトなボディは従来モデルを継承しながら、新たにパッシブラジエータを搭載したことで低音を強化した。

CLIP2

 CLIP2を2台同時に利用できるデイジーチェーン接続は、新たにワイヤレスに対応。離れた場所でも2台をセッティング可能になった。本体に巻き付けて収納するステレオミニの音声入力ケーブルも備える。

ステレオミニケーブルも装備

 BluetoothのプロファイルはA2DP 1.3、AVRCP 1.5、HFP 1.6、HSP 1.2をサポート。ハンズフリー通話時のエコーキャンセリング機能も備える。

 内蔵バッテリでの連続再生時間は約8時間、充電時間は約2.5時間。周波数特性は120Hz~20kHz。外形寸法は141×94×42mm(縦×横×厚さ)、重量は184g。

スマホとの組み合わせ
IPX7防水対応