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NuForce、ハイレゾ対応BAイヤフォン「HEM」。Knowles製1～4ドライバ搭載
2016年6月16日 12:26
フューレンコーディネートは、米NuForceのハイレゾ対応イヤフォン「HEMシリーズ」4機種を6月29日に発売する。いずれもバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバを搭載し、価格は、1ドライバの「HEM2」が26,000円、2ドライバ「HEM4」が38,000円、3ドライバ「HEM6」が50,000円、4ドライバ「HEM8」が63,000円。カラーは、HEM2とHEM4がRed/Blue/Blackの3色、HEM6とHEM8はBlackのみ。
HEMは、「高速なトランジェントスピードで高出力、ほとんど気にならないほどの低歪みで音楽の一貫性を届ける」というシリーズ。
Knowles製のハイレゾ対応BAドライバを搭載し、シームレスで高精度にバランスを保つよう調整。個々のドライバは特定の周波数帯域に最適化されている。HEM2はフルレンジ×1、HEM4は高域×1/低域×1の2ウェイ、HEM6は低域×1/高域×2の2ウェイ、HEM8は低域×2/高域×2の2ウェイ構成となっている。
直線位相のクロスオーバー設計を採用。最新のPCモデリングツールを使用し、低歪み性能や周波数直線性を犠牲にせず、パフォーマンスの向上を図っている。
ケーブルは着脱式。コネクタは2ピンで、チャンネルごとに個別にグラウンドリターンした銀と銅の融合体を使用している。2本のイヤフォンケーブルが付属。1本はマイクリモコン付き。もう1本はOFC(無酸素銅)と銀を用いたハイエンドケーブルとなっている。ケーブル長はいずれも138mm。
イヤーピースは、音質だけでなく、フィット感や快適性などの向上、聴き疲れしないことなどを考慮した除振仕様の「Lexan」を採用。性能向上のため、サウンドノズルの角度と直径を最適化したという。Complyの低反発イヤーピースも同梱する。
再生周波数帯域は、HEM2が20Hz～40kHz、HEM4とHEM6が18Hz～40kHz、HEM8が10Hz～40kHz。能率/インピーダンス/重量は、下位モデルから順に110±3dB/26Ω/3.4g、113±3dB/38Ω/5.2g、113±3dB/37Ω/5.8g、124±3dB/32Ω/6.4g。
いずれのモデルにも、防水密閉ポリカーボネートケースや、小型キャリーケース、クリーニングツール、標準プラグ変換アダプタ、航空機用アダプタなどが付属する。
