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アクションカムになる分離型ウェアラブルカメラ。Wi-Fiでスマホ再生も

 トランセンドジャパンは、カメラユニットと本体が分離したウェアラブルカメラ「DrivePro Body 52(TS32GDPB52A)」を7月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,800円前後(税込)。警察や消防などの利用を想定したセキュリティモデル「DrivePro Body 52P(TS32GDPB52P)」も用意し、店頭予想価格は21,800円前後(税込)。

DrivePro Body 52(左が本体、右がカメラ部)

 カメラユニットと本体をフレキシブルなケーブルで接続するセパレート型のウェアラブルカメラ。カメラ部をクリップで衣服など様々な場所に取り付けて、自転車やバイク、登山、スカイスポーツ、ウインタースポーツなどで撮影するアクションカムとして利用可能。IPX4の防水性能を備える。

 動画は1,920×1,080ドット/30p記録で、フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264(MOV)。ワンタッチスナップショット機能による静止画記録も可能。カメラにはソニー製Exmorセンサーを搭載。暗い場所でも高解像度で記録可能としている。レンズのF値は1.8、画角は130度。マイクを内蔵し、音声も記録できる。

 無線LANを内蔵し、iOS/Android専用アプリ「DrivePro Body App」を使って、スマートフォンなどで映像を見ることも可能。ストレージは内蔵の32GBメモリで、外部メディアへの記録には非対応。

 容量1,530mAhのバッテリを内蔵し、撮影時間は最大3.5時間。外形寸法と重量は、本体が88.4×52.2×17.4mm(縦×横×厚さ)、88g。カメラユニットが40×40×20.35mm(同)、56g。ACアダプタやマジックテープ、ベルトポーチなどが付属する。

カメラをクリップで様々な場所に装着できる

 Windows PC専用ツール「DrivePro Body Toolbox」も用意。撮影した動画/静止画の管理のほか、データのフォーマットや、本体ファームウェア更新も行なえる。セキュリティモデル「DrivePro Body 52P」で利用する場合は、不正アクセスやビデオ録画の改ざんを防止するデータセキュリティ機能も使える。

 また、複数のDrivePro Bodyを利用できる、別売の充電ドックも用意。6つのポートを備え、充電とデータのアップロードが同時に行なえる。ドックを最大3台繋いで使うこともできるため、一度に18台のDrivePro Bodyを同時に扱える。自動バックアップ機能を利用すると、ドックで充電しながら同時にデータのバックアップが可能。